「幸福への近道」松原 照子
2012/12/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
■東日本大震災を予言したのでは?と
有名な松原さんの一冊。
予言などは書かれておらず、
幸せになる生き方のヒントが
書かれてあります。
何も知らずに読めば、
精神的な生き方の本、
人生計画の本でしょう。
・「心」のあり方は、その人のその時の状況で
その人の人生の流れを変える事があります。
心が安定していないと、思ってもいない事故に
巻き込まれてしまうこともあるのです(p54)
■まず、最初に「心」であると。
そして、「自分」という人間を見つめ、
自分自身を知り、
自分の素晴らしさを知ること。
自分を客観的に知るのです。
そこから「生きている」ことに、
気づき、ありがたいと
思えるのかということです。
・手をつねってみてください。痛いですか?
今あなたは生きておられるのです。・・・
まずは、今生きている事を喜んでください(p83)
■面白かったのは、
仕事、お金、病気などの
悩みへの回答です。
松原さんは、自分で対処できる悩みと
対処できない悩みがありますね、
と言います。
そして「あなたは生きている」と。
今、生きていることに
慈しみを感じることができるのか、
喜びを感じることができるのか、
ということです。
・仕事とは、この世の人間に与えられた役と
受け取るのは、おかしいでしょうか。
与えられた役を、自分の最高の努力で務め上げることが
人間の大きな喜びのような気がします(p136)
■予言ではなく、心の本でした。
自分を知り、生きていることに感謝する。
それが大事なのだと思います。
松原さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・病気を体験する人は、まず「生きている」事を自覚し、
寂しい気持ちの時は、空想、夢で、
心までの病を作らないように努力をしましょう(p118)
・私は、このお金こそ、本来は人間のバランスを保つ
最も大切な道具だった・・・お金で困り、悩み始めると、
人は表情のない顔をするようになります・・・
そういう時のその人の顔は、人を寄せつけません。
人が寄り付かないとまた、お金は逃げていきます(p115)
・紙に1~75までの表を作り、1は1歳、2は2歳と
自分の記憶の中、子どもの頃から、今の歳になるまで、
思い出せることを書き込んでください・・・
そして、今から75歳までの表も完成させてください(p102)
・人から「教わりたい」と思う心や「習いたい」と思う心を
素直に表し、周囲の人達から多くを教わる。それは、
どんな仕事、職場であっても、年齢ではなく、
教わって覚えた人の得です(p142)
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
■目次
第1章 謎めいた生い立ち
第2章 不思議な世界の人たち
第3章 「人生力」
第4章 「感」を育てる方法
第5章 悩みの解決方法
第6章 子供、お金、病気について
第7章 恋について
第8章 仕事について
第9章 地球の未来
第10章 死後の世界
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