「銀座流売れっ娘ホステスの会話術」コタロウ
2012/12/13|

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【私の評価】★★★★★(94点)
■ホステスとは会話のプロです。
会話をするだけで、
一時間に数千円を稼ぐのです。
その会話のテクニックを
わかりやすく解説してくれるのが
この一冊。
・一緒にハモるポイントをつくりながら会話を進めます。
さしあたりのない話題をこちらから振ったり、
相手が話した内容を質問するなどして、
ふたりの「あるある」を探す。(p44)
■ホステスは、楽しく話をしているだけでは
失格です。
楽しく話ながらも、
隠すろころは隠す。
それが男にしてみれば、
神秘的に見える。
妄想ですね。
・水商売の世界でも「よけいなことはいわない」
という格言が存在します・・・
できるだけ男に話させて、上手にハモる(p108)
■男を認めてあげる、
褒めてあげる、
否定しない、
聞いてあげる・・・
こうして男に優しくしてあげながら、
仲良くなれそうでなれない。
そうやって
男を引き付けるのでしょう。
・男が悩んでいるときにアドバイスや助言はNGです。
ダメ出しももちろんNG。いま目の前にいる相手を
そのまま肯定的に受け止めることが大切です(p155)
■よくまとまった一冊だと思います。
語り口も丁寧です。
私は、夜、出歩きませんが、
夜の女性には、この本くらいは
読んでいただきたいですね。
コタロウさん、
良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・逃げると男は追いかけてくる(p18)
・相手の要求は必ず一度、拒否する(p167)
・男とは、支配者だ。
支配されても、支配しきれない女になれ
(クレオパトラ)(p20)
・売れっ娘ホステスは、こうした「男のプライド」
よく知っています。なので、実際には知っていることでも
知らないフリをし、「物知りなんですね」と
男に感心したりします(p67)
・「あのウェイター、本当に気が利かないね・・・
こう答えてみてはどうでしょう。
「そうなの。まだ入ったばかりで、
慣れていないみないなの。ごめんなさいね」(p83)
・目で見えるものを褒めるときは、
必ずその人間のセンスとセットで褒める。
相手のことを知っているならば、人間性を褒める(p148)
・相手はまだ楽しい時間の中にいます。
この時間の中にいるあいだに
クローズすることが大切です。(p185)
・自分のキャラを魅力的に演出する(p188)
こう書房
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【私の評価】★★★★★(94点)
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