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「思考ツールの教科書」下村芳弘

2011/10/22公開 更新
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思考ツールの教科書

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


■会社に入って仕事を覚えてくると、
 仕事を改善していきたくなります。


 そのときに悩むのは、
 何から手をつけたらいいのか、 
 ということです。


 まずは、
 どこが一番改善の効果が
 効果的なのか考えるために、
 パレート図でも描いてみることでしょうか。


・1 テーマに網をかけて「違和感」を作り出す
 2 違和感を「言葉」に発して考える
 3 考えや事実を「絵」に描いて理解する(p4)


■その次には、
 どうやって改善しようか、
 ということになります。


 そして、話が進んでいくと
 どうやって説明しようか、
 ということになります。


 これは慣れもあるんでしょうが、
 平行して本で学ぶのも
 大事なのでしょう。


・うまく書けたと思った文章でも、
 必ず一晩は寝かせましょう(p52)


■ビジネス経験の多い下村さんですから、
 具体例があると、もっとよかったように
 感じました。


 下村さん
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・安易に既存のフレームワークに頼るのではなく、 
 あくまでテーマに対して自分の論理の枠組みを
 組み立てて思考することが大切です(p88)


・ビジネスでの思考とは、
 考えや事実を正しく理解して、
 論理をベースに展開し、結論を導くためのもの・・・
 自分なりのしっかりした結論をもてないのは言語道断(p158)


・変化をグラフに表すと、
 大きなトレンドと、
 トレンドから外れる特殊事情が見えてきます(p138)


思考ツールの教科書
下村芳弘
東洋経済新報社
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)


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