「質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか」清宮 普美代
2011/06/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
会社の会議を「質問」と「その答え」でやってしまいましょう!という一冊です。なぜ「質問」と「答え」だけで会議をやるのかと言えば、全員がその質問について考え、いろいろな人の意見が聞けるというメリットがあるからです。多くの会社では会議といいつつも、上司の講演会のような形で終わっているものも少なくないのではないでしょうか。
・今日の会議では、誰かが質問して、それに答えるという方法で議論を進めます。発言は必ず『質問』か、その『答え』でなければなりません。(p4)
私も会社で「質問会議」をやってみましたが、実際には、どのように「質問」してよいのかよくわからず、しまりのない会議になってしまいました。コーチングもそうですが、単に「質問」といっても質の良い「質問」をすることは難しいのです。コーチになるためには長時間の訓練が必要なように、「質問会議」をうまくこなせるためにも質問者のレベルが問われるのでしょう。
いずれにしろ、質問を意識することで独演会のような会議の防止には効果があると思います。清宮さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・質問会議の特徴
◎声の大きな人や、役職者が会話を独占しない
◎普段、話をしない人も含め、平等に発言する・・・(p99)
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
目次
第1章 なぜ、あなたのチームは機能しないのか
第2章 基本の流れをおさえれば誰でも質問会議ができる
第3章 紙上で体感!これが質問会議だ
第4章 質問会議で鍛えるチーム力
第5章 質問会議が現場を変えた!
著者経歴
清宮普美代(せいみや ふみよ)・・・東京女子大学文理学部心理学科卒。ジョージワシントン大学大学院人材開発学修士(MA in HRD)取得。大学卒業後、(株)毎日コミュニケーションズにて事業企画や人事調査等に携わる。数々の新規プロジェクトに従事後、渡米。米国の首都、ワシントンD.C.に位置するジョージワシントン大学大学院マイルル・J・マーコード教授の指導の下、日本組織へのアクションラーニング(AL)導入についての調査や研究を重ねる。外資系金融機関の人事責任者を経て、(株)ラーニングデザインセンターを設立。国内唯一となるALコーチ養成講座を開始。2008年8月現在、250名強の認定ALコーチを国内に輩出している。また、主に管理職研修、リーダーシップ開発研修として国内大手企業に導入を行ない、企業内人材育成を支援。NPO法人日本アクションラーニング協会代表
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