「トニー流幸せを栽培する方法」トニー・ラズロ
2010/05/30公開 更新

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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
「ダーリンは外国人」のトニーさんの幸せの考え方です。
トニーさんは、子どもの頃、百科事典を読んでいたというインテリです。どんな考え方をしているのでしょうか。
・「『嫌い』と言うな」。僕は両親に、「嫌い」という言葉を使わないよう育てられた。(p9)
「良いことをする」「人を信じる」など日本人とあまり変わらないように感じましたが、それでも日本人と比べて明らかに合理的なところがあります。たとえば、窓口で納得できないことは、何度もいろいろな人に聞いてみるところは、ものすごい合理的と言えるのではないでしょうか。人は信じるけれども、人の仕事は信じないという感覚のような気がします。
・トニーは何かの窓口で「ダメ」とか「ありません」とか一度言われても、ほかに窓口があればもう一度(または二度三度)聞いてみる。ムダに終わるときもあるけど、助かったことも何度もあります(p41)
外国人特有の合理性というものが、垣間見える一冊でした。外国人でも良いところは参考にしたいと思いました。トニーさん、よい本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「自分が人生で何をしたいのか。それがわからない者ばかりだ」・・・でも、そうやって批判する彼らも、果たして自分が本当にしたいことがわかっているのだろうか。(p67)
・自分が他人からしてもらいたいことは決して他人にするな。趣味が違うかもしれないから(ジョージ・バーナード・ショー)(p92)
・信用せよ。でも人をよく見極めた上で(ラテン語の諺)(p60)
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
著者経歴
トニー・ラズロ・・・ハンガリー人の父とイタリア人の母の間に生まれ米国に育つ。語学好き。1985年より日本を拠点とするライター。1994年から多文化共生を研究するNGO「一緒企画」を運営。
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