「数学入門〈上〉」遠山 啓
2007/10/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★☆☆☆☆(55点)
要約と感想レビュー
数学の基本を歴史の話も含めて説明してくれる一冊です。数学の歴史が面白いですね。
下も一括で読めば、もっと面白みがわかるのかもしれないですね。
この本で私が共感した名言
・60進法を実際に使っていたのがバビロニアである。バビロニアの60進法は今でも時間と角度の測り方に名残りをとどめている。60秒が1分、60分が時間では1時間、角度では1度になっている。(p20)
・正六角形をもとにした模様はむかしからたくさんある。これが角の数の少ない五角形となるとめったにないし、また作りかたもずっとむつかしい。(p205)
【私の評価】★☆☆☆☆(55点)
目次
1 数の幼年期
2 分離量と連続量
3 数の反意語
4 代数―ずるい算数
5 図形の科学
6 円の世界
7 複素数―最後の楽章
著者経歴
遠山啓(とおやま ひらく)・・・1909年‐1979年。1909年(明治42年)、大韓帝国の仁川に生まれ、熊本県に帰る。小学校4年で東京に移り、渋谷の千駄ヶ谷小学校から東京府立一中に入学。福岡高等学校を経て、東京帝国大学理学部数学科に入学するも退学。東北帝国大学理学部数学科に再入学し、1938年に卒業。卒業後、霞ヶ浦海軍基地の航空隊の教官(海軍教授)を務めながら、整数論と代数関数論の研究をしていた。1944年から東京工業大学に助教授として勤務、1949年、東京工業大学教授に就任した。
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