「指揮のおけいこ」岩城 宏之

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指揮のおけいこ (文春文庫)

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


●超一流の指揮者は何を考えているのか?
 そうした思いで、この本を読み始めました。
 けっこう面白い。
 けっこう笑える。


 しかし、よく読んでいくと、著者は、音楽については
 とてつもない執着心を持って努力をしている
 ことがわかります。


 半年間、夜中までレコードを鳴らして指揮の練習をしたり、
 スコアに書き込みをして、真っ黒にしてしまう。


・自分で勉強することにした。
 レコード屋さんの『悲愴』のLPを、
 全部買ってきた。・・・九種類あった・・・
 一人の指揮者のLPを六回ずつ聞いた・・・
 その中で一番気に入った指揮者そっくりに
 やろうと、思ったのだ。(p77)


●ユーモアを持った面白い人だったようですが、
 音楽になったとたん異常とも思える集中心、
 尋常ではない執着心で努力しているのです。


 それこそ、理想の演奏を
 構築するという目的のため
 だったのでしょう。


●一流の指揮者の頭の中を、
 少しのぞくことができました。


 音楽にちょっとでも興味のある人には
 楽しく読めるお勧めの一冊です。
 ★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私は戦前の歌舞伎の名優が言ったという
  「わかるヤツは言わなくともわかる、
  わからぬヤツは言ってもわからぬ
」という
  言葉をすぐに思い浮べた。(外山雄三)(p243)


▼引用は、この本からです。

指揮のおけいこ
指揮のおけいこ
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岩城 宏之
文藝春秋 (2003/01)
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おすすめ度の平均: 4.0
3 いまひとつ物足りない
2 う〜ん・・・
4 愉快な仕事

【私の評価】★★☆☆☆(66点)



■著者紹介・・・岩城 宏之(いわき ひろゆき) 

 1932年生まれ。東京芸術大学在学中に
 NHK交響楽団副指揮者となる。
 以来、国内、ビルリン・フィルやウィーン・フィルなどの
 トップ・オーケストラの指揮にあたってきた。
 NHK交響楽団終身正指揮者。
 メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者。
 2006年6月逝去。


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