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「詭弁論理学」野崎 昭弘

2005/11/03公開 更新
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詭弁論理学 (中公新書 (448))

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■議論というものは、もっともらしくて、
 もっともでない。


 大切なようで、大切でない。


 ただ、相手がテクニックを使ってくる場合がありますから、
 こちらも準備しておかなくてはなりません。


 だからこんな本で学ばなくてはならないのですね。


 野崎さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「あいつはアカだから気をつけろ」とか、「保守反動」
 「曲学阿世」「裏切り者」「××主義者」などという
 レッテルによって、相手の発言(あるいはその効果)を
 封じこめようとする作戦は、そういう言葉に悪いイメージを
 持っている人たちに対して、非常に有効に働く・・(p38)


・相殺法というのは、相手のいうことに
 「うん、そのとおりだ」と賛成してみせながら、
 「しかし、こういうこともある」と
 重箱の隅をつつくことをいいだして、
 相手のいい分を帳消しにしてしまおう、
 という作戦である(p44)


詭弁論理学 (中公新書 (448))
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野崎 昭弘
中央公論新社
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)


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