「医者が末期がん患者になってわかったこと」岩田 隆信
2004/03/08公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■自分がその立場に立たないと、
その気持ちはわからない。
それはお医者さんにとっても
同じことのようです。
患者になってはじめて
患者の苦しさ、辛さがわかるのです。
岩田さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・尿を出すために、膀胱にバルーンという、
膨らんだ風船のようなものを入れ、尿道に管を通すのですが、
それがものすごい尿意をもよおす原因となり、ひどい
不快感を覚えるのです・・・自分がその身になってみると、
引きちぎりたくなるようなつらさであることが本当によく
わかりました(p133)
・実際に腎臓病で透析を受けている人たちの寿命は、
10~15年ぐらいです。そして、一緒に並んで透析を
受けていたい仲間が、次々に死んでいくのを見ているのです。
そういう患者さんが、一刻も早く健康な腎臓を、と願うのは
当然すぎるほど当然のことです(p138)
・抗がん剤を使い、つらい副作用に苦しみながら、
結局、命を亡くしてしまう。あるいは残り少ない時間を
ベッドで寝たきりで過ごすことになるという患者さんが
いるのも事実です。近藤先生が指摘しているのも、その点です(p187)
医者が末期がん患者になってわかったこと (中経の文庫)
posted with Amazonアソシエイト at 14.03.08
岩田 隆信
中経出版
売り上げランキング: 168,537
中経出版
売り上げランキング: 168,537
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
読んでいただきありがとうございました!
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 36,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする