「「原因」と「結果」の法則(As a Man Thinketh)」ジェームズ・アレン
2003/10/29公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である
要約と感想レビュー
「世の中は正しい」と、松下幸之助は言いました。今日の名言の後半と松下幸之助が教えているのは、世の中は決まった法則に基づき、自分の行動に対して常に正しく反応するということだと思います。
「自分の人事に不満を持つ人は多いが、他人の人事に不満を持つ人は少ない」とよく言われますが、これも世の中の評判というものは、自分の評価より正しいということでしょう。つまり、世の中は決まった法則にしたがって動いており、それに影響を与えられるのは、正しい行動をする自分自身しかいないということだと思います。
この本はよく売れているようですが、ジェームズ・アレンものとしては、いま一つというところです。原点を読むという意味はあるでしょうが、ジェームズ・アレンを読むとすれば、こちらのほうが良かったと思います。
「考えるヒント 生きるヒント〉」ジェームズ・アレン、ごま書房
また、次のジェームズ・アレン本もよさそうなので、手配することにしました。「運命を変える 朝の思い 夜の気づき」、「運命を変える7つの学びのステージ」。ジェームズ・アレンの本を買うつもりの方は、書店で内容を十分確認してください。
この本で私が共感した名言
・自分自身を意欲的に改善しようとする人間は、明確に設定した目標の達成に、けっして失敗することがありません。
・あなたの環境は、あなた自身の心を映す万華鏡です。
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
目次
思いと人格
思いと環境
思いと健康
思いと目標
思いと成功
ビジョン
穏やかな心
著者経歴
ジェームズ・アレン・・・1864年、英国生まれ。父親の事業の破綻と死から15歳で学校を退学。以後、さまざまな仕事に就きながら独学で学び、38歳で執筆活動に専念する。作家としてのキャリアは他界した1912年までの9年間と短いが、執筆された19冊の著書は世界中で愛読され、とくに1902年に書かれた『AS A MAN THINKETH』は、現代成功哲学の祖として知られるナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどに強い影響を与えた。いまなお、自己啓発のバイブルとして、世界中で読まれつづけている
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
コメントする