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「∞(むげん)アイデアのつくり方」高橋晋平

2012/07/23公開 更新
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「∞(むげん)アイデアのつくり方」高橋晋平


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

 バンダイで新商品を開発している高橋さん。最初はダメ社員だったのですが、試行錯誤していたら、数を出すと良いアイデアが出るということを発見。


 高橋さんの実績では、1000個のアイデアから1個のヒットが出るという。凡人は質より量なのです。


・ちょうど1000個に1個ぐらいの割合でヒットにつながっている・・・ぼくのようなごく普通の人間でも、1000個に1個はいいアイデアが出せる(p36)


 では、どうやって1000個のアイデアを出すのかといえば、「しりとり」です。 テーマ(A)について、「しりとり」で連想ワード(B)を決め、その言葉から連想するアイデアをメモ。


 連想ワードは「しりとり」ですから、めちゃくちゃなアイデアがどんどん作れます。アイデアですから、それで問題ないのです。


・A(テーマ)に対して、B(連想ワード)の言葉から連想されるアイデアを、メモしていきます。・・・B(連想ワード)を、しりとりを使って順番に出していきます(p55)


 めちゃくちゃでも何でもいいから、1000個出す。その中から50個くらい候補を絞り、厳選した10個を選ぶ。その中の1個は最高のアイデア、という法則なのです。


 ここまでやれば、壁を突破できるんだ、と感じました。高橋さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・アイデアを出すのが速ければ速いほど、いいアイデアが出やすいということです(p78)


・アイデアは、散らかさなければいけません。・・・アイデアをまじめに考えると、散らかすことができなくなります。(p79)


・ぼくは日々、アイデアを瞬時に出す訓練を、Twitterで行っています(p114)


・「恥ずかしさによるブレーキ」をはずす・・「あきらめによるブレーキ」をはずす(p116)


・実行が難しいアイデアは、いいアイデアとは言えません・・本当にいいアイデアであれば、実行に移したくてたまらなくなり、人に素直に協力を求められます(p143)


・その商品を買えば、モテるかもと潜在意識に訴える要素が必要(p172)


「∞(むげん)アイデアのつくり方」高橋晋平


【私の評価】★★★★☆(85点)



著者経歴

 高橋晋平(たかはし しんぺい) ・・・株式会社バンダイ プレイトイ事業部 イノベイティブトイチーム「∞(むげん)プチプチ」や「∞(むげん)エダマメ」などヒット玩具の開発者。


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