「笑顔してますか」近藤友二
2019/12/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
著者は53歳のとき、「日本スマイリスト協会」を設立し,月1回「笑顔教室」を大阪で開講しました。笑顔の大切さを広めるために「笑顔しよう!」と全国で講演をしていったのです。関西はお笑いのイメージがありますが、著者はむっつり顔の人が多すぎる!と一歩を踏み出したのです。
・まわりを見渡すとむっつり顔が多すぎる。自分の見つけた笑顔の効用を全国に伝えたいと「笑顔教室」を大阪でスタートさせたのです(p4)
著者の良いところは、笑顔のプラス波動を知っていることでしょう。積極的な笑顔がプラス波動を作り、自分が元気になり、さらに周囲に波動が発信されるのです。"積極的な笑顔意識"と聞くと、中村天風の"積極的精神"を思い出させてくれます。
著者は85歳のときホノルルマラソンを完走したという。積極的な笑顔は積極的な挑戦を成功させるのでしょう。楽しいから笑うのではなく、辛いときにも笑うことで気持ちを強く持つことができるわけです。
近藤さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・朝の挨拶は・・・できるだけ目を見て言いましょう。目を見て言えば,お互いに笑顔がしやすいものです。明るい笑顔と元気な声,これが活気の基になります(p39)
・自分を好きになるトレーニング。それが「楽しさ自己開示」というミラートレーニングなのです・・・鏡に向かって,女性は「べっぴんさん」,男性は「ハンサム」と言ってみてください(p58)
・笑えばシワになるというのはウソ・・笑えば笑うほど皮下の水分が増えてシワはできにくくいのですから,安心して笑ってください(p111)
【私の評価】★★★☆☆(73点)
著者経歴
近藤友二(こんどうともじ)・・・1932年生まれ。東京都出身。1985年、日本スマイリスト協会設立。大阪をはじめ、神戸、西宮、京都、東京、札幌その他で"笑顔教室"開講。その後、全国で講演活動を続けて23年。出講先は1300ヶ所を超える。
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