【私の評価】★★★☆☆(71点)
■日本人的な思考だな~と思ったら、
著者はケンブリッジ大学卒の理系イギリス人で、
仏教を学び瞑想を教えているという。
現在はオーストラリアのパースで
ヒーリングキャンプ(瞑想)や
講演をしているらしい。
完全な人間なんていないんだよ、
という認識は不完全な自分を許すという
悟りのようなものなのでしょうか。
・完全無欠な人間なんていない。
欠点があってもいい。
それが当たり前で、美しい(p146)
■禅では、中国の故事から
「人間万事塞翁馬」といって、
「無用の用」を教えます。
たとえ、不運なことがあっても
結果して良い運命に
つながっているかもしれない。
役に立たないように見えて
役に立つのかもしれない。
人生に無駄なことはないのです。
・もしあなたがイヌのフンを踏んでしまったら、
不愉快に思うことなく、ほほえみを浮かべて
帰宅しましょう。そして、自宅の庭にある
リンゴの木の下で汚れを落としましょう・・
イヌのフンがジューシーでおいしいリンゴに
変化したのです(p21)
■普通の幸せの考え方に思えましたが、
イギリス人が教えているというところに
インパクトがあるのでしょうか。
キリスト教の人から見れば
仏教の教えは
新鮮に見えるのかもしれません。
ブラームさん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・たいていの人はバナナをつけ根の
果柄(かへい)のほうからむきますね?
でも、「バナナの専門家」である
サルはそうではありません。
先端からむくのです・・はるかにラク(p4)
・イヤな記憶は削除!・・・
そのかわり、実際のアルバムと同じような、
幸せの記憶を入れましょう(p19)
・タクシーが道に迷ってしまったのです・・
男性はフライトに遅れるのではないかと
心配になって、イライラしてきました・・・
おかげで飛行機に乗りそこねたじゃないか・・
ですがそのとき空を見上げると、離陸した
ばかりの飛行機は高度をぐんぐん下げて、
とうとう墜落してしまったのです・・・
君はすばらしいタクシードライバーだ!(p27)
・ストレスがたまってきたら
無理しないで休憩をとる。
これがパフォーマンスを上げる秘策(p88)
・自分の一番の友は、自分。
その友に、「~しなさい」「~すべき」と
命じてばかりいませんか?
もっと友の声に耳を傾けよう(p36)
・「今ここにいること」を大切にしていますか?
「あれしなくちゃ」「これしなくちゃ」
と追われていませんか?(p62)
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
■目次
第1章 すべてがうまくいく心の持ち方
第2章 人生で本当に大切にしたいもの
第3章 手放すことはコワイけれど、手放せばラクになる
第4章 人間関係の悩みがなくなる
第5章 不安のない穏やかな心でいるために
おわりに 「幸せになるライセンス」