「群れない。 ケンブリッジで学んだ成功をつかむ世界共通の方法」塚本 亮
2017/11/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
■偏差値30だったこともあった不良学生が、
同志社大学、ケンブリッジ大学院と
海外に飛び出して学んだこと。
それが、
「群れない」ということです。
いかに日本人が群れている、
忖度して生きているのか
ということなのでしょう。
・ケンブリッジでは、誰ひとりとして群れていなかったのだ(p7)
■つまり、親や周囲の意見とは違う
自分のやりたい道を歩けるのか
ということです。
確かに周囲の意見は、
一見正しく楽な道に
見えることでしょう。
そして実際に楽な道なのですが、
自分としては面白くない
ということもあるのです。
他人の意見に従って生きる
ということは、
他人の人生を生きている
ということなのでしょう。
・周囲の意見とは違う選択をする・・それは往々にして、孤独感を覚えることにつながるだろう・・万一失敗したとしても、恥ずかしく思う必要などはまったくない。なぜなら自分で考えて、自分で道を選んだことで、「勇気」という武器がキミに備わるからだ(p111)
■ただし、自分のことは
自分が一番わからないという
真理もあります。
周囲の意見を聞きながら、
あくまでも自分の考えで
決断するということが
必要なのでしょう。
塚本さん
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・他人には他人の人生があって、その人が生きたいように生きればいい(p22)
・苦手を克服しようとしてはいけない・・得意なことにエネルギーが割けなくなるからである(p30)
・「自分を最後まで信じられる唯一の人間は、自分しかいない」ということだ(p34)
・居心地のいい世界を抜け出し、外の世界を知ったのなら、なにかが崩れ、そこに大きな可能性が生まれることは間違いないだろう(p45)
・僕は、言いようのない空虚感を感じたときは、積極的にジブンジカンを持つようにしている(p60)
・留学の相談に来る人には、「学校選びは、誰とつき合うかですべてが決まるくらい大事だ」と話している。それほどつき合う相手は選ばないといけない(p63)
・結論からいうと、キミの強みはキミにはわからない。キミの強みやよさというものは、他人が教えてくれるものだからだ(p89)
・外国人はチャレンジ精神とユーモアに溢れている。他人の失敗を見守る「余裕」があると言えるかもしれない(p115)
・僕はなにかをやりたいときに"できる、できない"ではなく、"どうすればいいのかを、考えることに意義がある"ということを学んだ(p205)
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
目次
プロローグ ケンブリッジでは、誰ひとりとして群れていなかった
序 章 どうしてキミは、そこまでつながりたがるのか?
第1章 群れてばかりでは、本当の自分は見えない
第2章 群れない生き方のすすめ
第3章 不安や寂しさはこうして乗り越える
第4章 生きるのが楽しくてたまらなくなる
エピローグ 「難しいだろうな」で終わらせない