「10秒で人の心をつかむ話し方」加藤昌史
2017/08/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
■劇団の前説を30年やってきた
加藤さんの話し方のコツです。
前説の構成は、
はやりツカミが大切。
そこから芝居の解説や
楽しみ方などを解説して、
「携帯の電源を切ってください」
でクライマックスとなります。
最後は締めくくりとして、
開会を宣言するという流れです。
・僕は、次のような構成で話しています。
(1)ツカミ→(2)解説→
(3)クライマックス→(4)まとめ(p111)
■やはり大切なのは、
最初のところのようです。
最初の10秒でお客さまは
話し手がどんな人かを
知ろうとします。
その大きな声、
楽しそうな表情、
どうどうとした姿勢が
大事なのですね。
・バズーカ砲を撃つのは最初の10秒だけ。
その後は「水撒きの声」に移ります。
水撒きの声とは、・・「聞こえてますよね」
とひとりひとりに話しかけていくような
イメージです(p32)
■場数を踏むことが
大事だと思いました。
もちろん事前の準備は
200%したうえで、
話し方を改善していくのです。
加藤さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・最初の10秒は下を向くな・・・
聞き手は、最初の10秒で
話し手はどんな人なのか、
顔や声、雰囲気や服などから
判断しようとしています(p83)
・笑いは突発的に起きるもの・・
芝居でも役者がギャグを言うシーンはありますが、
アドリブは禁止です・・
脚本への冒とくに当たるからです(p119)
・最初の10秒で聞き手に問いかける・・
小学校で講演するときは、
「演劇を見たことがある人」・・
「僕に子供が何人いるでしょう」
などと問いかけて、
手を挙げてもらっています(p122)
・僕は「疲れてしまう前に休む」
ほうが疲れを出さず残さず、
仕事に長く集中できると思います(p72)
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【私の評価】★★★★☆(81点)
■目次
第1章 最初の10秒で大事にしたい「声」
第2章 最初の10秒で大事にしたい「顔」
第3章 最初の10秒で大事にしたい「姿」
第4章 最初の10秒で心をつかむテクニック
第5章 自己紹介を必殺技にする
第6章 ピンチ! そんなとき、プロならこうする
第7章 表現力を磨くための、日々のトレーニング
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