「一番やさしくNLPのことがわかる本」浦 登記
2015/02/03公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
■NLPとは
3人の天才セラピストの手法を
プログラム化したものです。
この本では、
そのNLPの13の手法を
経験者の体験談とともに
教えてもらいます。
私もよくやっている手法は、
未来の自分に助言をもらう
「タイムライン」です。
・過去の自分から元気のエネルギーをとりもどす・・
さらによくなった状態の未来の自分から
元気づけてもらう方法もあります(p81)
■NLPに行き着く人の多くは、
人間関係に悩み、
苦しんでいる人が多いのです。
そうしたときに
元気なときを思い出すための
アンカリングという手法。
相手の立場になって考える、
ポジション・チェンジ。
物事の良い面を見る
リフレーミング。
多くの人が、
こうしたNLPの手法で
助けられているのです。
・「今日も一日、すばらしい!」と
両手を広げながら口にします・・・
鬱陶しい雨の日も、
「今日は植物にとって恵みの雨が降っている」(p104)
■こうした手法をプログラム化するとは、
さすがアメリカ人だと思いました。
多くの人にこうした有効な心理学の手法を
知ってもらうことで
助かる人が増えるのでしょう。
浦さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・相手の動作を真似たり、
同じ言葉を使ってオウム返しをしたり。
とくに呼吸を合わせるのは、
とても効きます(p22)
・ミルトンモデルの質問法では、
曖昧な表現を多用します・・・
「何かあなたにとって大事なものが
隠れているかもしれません」
「この充電期間の先には何が待っていますか?」(p144)
・「とにかくやってみろ!」・・・
「新しいことをやってみるのに関心はあるかな?」
と聞いてみるとどうでしょう?(p146)
・「恐怖症の解消」・・・
最初に、映画館にいる自分をイメージします・・
スクリーンにはあまり思い出したくない画面を固定・・
画面から抜け出て、大画面を前にして客席に座ります・・
そこから気持ちだけ抜け出て
2階の映写室に移動する自分を想像します(p186)
日本実業出版社
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【私の評価】★★★★★(93点)
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■目次
1 ラポール
2 キャリブレーション
3 サブモダリティの変換
4 アンカリング
5 タイムライン
6 ポジション・チェンジ
7 リフレーミング
8 望ましい状態を引き出すための質問
9 メタモデル
10 ミルトンモデル
11 ビジュアル・スカッシュ
12 メタファ
13 恐怖症の解消
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