「働く大人の教養課程」岡田 憲治
2012/07/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■大学の先生らしく
社会人になる人へ
アドバイスしてくれる一冊です。
ガンバル方法。
「頭がいい」の正体。
質問、発言の作法。
文章術。
批判への対応。
社会人として
知ってもらいたいことは
網羅していますね。
・デキる人とは、現実を前にして
それを自分に与えられた条件として受け止め・・・
「これが私の評価だ」と
宣明することのできる人間なのです(p32)
■私が、なるほど!と思ったのは、
お願いの仕方。
すべて自分でできる仕事は少ないもので、
どうしても先輩や同僚の手伝いを
お願いしなくてはいけないことがあります。
そうしたときに、
どのようにお願いするか。
やはり、
自分でできることはやり切ったうえで、
お願いするのが筋なのでしょう。
・チームの仲間の頭とハートと肉体をムーブさせる
きっかけとなる言葉はただ一つです。
「ここまではやったのですが、この先が苦しいのです。
教えてください」(p129)
■非常に基本的な一冊でした。
あえていえば大学生向けかもしれません。
岡田さん、良い本を
ありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「わからない」はその場で調べれば解決するので、
悩むことはありません。心配なのは言葉の意味が
わからないことではなく、それを平気で放置できる
根拠不明の余裕だけです(p102)
・「ガンバリマス」という言葉は、
昔はアイドル歌手が使う言葉だった・・・
そんな精神態度に関する空虚な言葉を
何万回聞かされたところで、
課長も困ってしまいます(p54)
・評価が優れたものであれば、当然そこから
導かれる決断も優れたものとなる可能性が高くなります。
社長の勘で「行ってこい、やってこい」
となるのはビジネスではなく賭博です(p29)
・発言することの本質・・・
まずは「自分の言いたいことを言う」と
「他者の言葉を引き出す」の2つです。
「説明、質問、評価」の3つは・・(p157)
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
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