「出逢いの大学」千葉 智之
2008/06/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■「仕組み仕事術」のような本が増えてきましたが、
今回は、人脈を作る仕組みを作ろうという一冊です。
著者は、「パワーランチ」
「パワーディナー」を主催することで、
出会いの仕組みを構築しています。
・「人と出逢うしくみを作る」ということです。・・・
僕の例を話しますと、
「銀座パワーランチ」というランチの会を
週一回、もう3年も続けています。(p76)
■具体的には、MixiやGreeなどのSNSでコミュニティを作り、
その参加者に呼びかけて会を開催するというものです。
主催者となることで、すべての情報が自分のところに
集中することになります。
■著者が教えてくれる人脈形成のコツは、
相手にメリットを与えるということです。
したがって、もし相手から「初めてのお願い」があったら、
これは受けなくてはなりません。
・「初めてのお誘い」は、
仕事を投げ打ってでも行くべきです。(p165)
■人脈とは簡単に作れるものではありません。
まして、何もしなければ作れるはずもありません。
出会いの仕組みを作るという視点は、
他にも応用できるものであり、参考になったので、
本の評価としては、★4つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「初対面」がそんなに多くない
普通のサラリーマンにとっては、
質うんぬんをいう前に、まず
「人と会う」ことが大切なんです。(p66)
・見返りを期待しないことが
もっとも見返りを得る秘訣(p40)
・参加費が高いとそれだけ
質の高い人が集まります。(p140)
・思い込みのバリアを破るためには、
やはり上のレベルの環境に
「慣れる」しかない(p34)
・「人から頼みごとをされやすい人」は
「人から認められている人」ってことです。(p169)
・1回名刺交換しただけで、いきなり自分のメルマガを
強制配信してくる人がまれにいます。・・・
解除方法がよくわかんなかったりして大迷惑。(p176)
▼引用は、この本からです。
東洋経済新報社
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人脈観
人脈とは何か?
見返りを期待せずに与えなさい
さらっと読める、出会いの講義
【私の評価】★★★★☆(84点)
■著者経歴・・・千葉 智之(ちば ともゆき)
1973年生まれ。建設会社を経て、情報メディア企業勤務。
3か月に1回「パワーディナー」を開催し、数百人を集める。
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