「ミリオネアの秘密―成功の掟〈第2章〉」マーク・フィッシャー
2007/03/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
●広告代理店に勤めるうだつの上がらないジョンが、
億万長者と出会い触発され、会社を辞め独立します。
しかし、不運なことに
病気から歩けなくなり車椅子生活。
彼女とも別れることとなり、最悪の状況で、
ほんとうは心の中で望んでいた作家を
目指すことにします。
●億万長者からのアドバイスは、
自分のなりたいものになるということ。
・本当の自分を見つけなされ。
それがわかればあんたは自由になれる(p31)
●しかし、試練は続きます。
「本当に私は成功できるのであろうか」
という疑念が、ジョンの脳裏に浮かびます。
さらに、億万長者からの次のアドバイスは、
目標と期限を決めることです。
目標を持つこと、そして期限を決めることで、
人間はものすごい力を発揮しはじめます。
・どれくらいの金額を、いつまでに稼ぐという
明確な目標をもつ人間は、たとえあんたより
才能がなく、なまけもので、学歴が低くても、
目標に向かって着実に前進していく。
目標をもつこと、とてつもなく大きなことを考えることで、
すごいパワーが生まれてくるんじゃ(p168)
●物語なので、結局はハッピーエンドではありますが、
ミリオネアとの時間を仮想体験することで
理解度が増すようです。
標準的な成功法則の物語ということで、★2つとしました♪
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・本当の問題は恐怖心にあるのだ。
あんた、自分に自信がないんじゃろ。
もし信念をもち、心からできるという確信さえあれば、
うまくいくはずじゃ。(p28)
・人間が運と呼んでいるものなど実際には存在しておらん。
運とは因果法則の別の呼び名にすぎん。・・・
積極的に行動し、考え、精神状態を
きちんとした状態に保っておけば、
時間がかかっても必ず
その成果が現れてくるものだ。(p64)
・ところでな、本当の集中とは犠牲のことなんじゃ・・・
集中するとは、ほかの活動をすべて諦めることじゃ。すなわち、
自分の思考、感情、エネルギー、体力、神経、ホルモンのすべてを
一つの目標に注ぎ込むことなんだ。(p72)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■著者経歴・・・マーク・フィッシャー
不動産と出版社を経て、作家となる。
「成功の掟」は200万部の大ベストセラー。
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