「詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口」デヴィッド・W・モラー
2004/06/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
●1940年代の本のようです。
映画「スティング」が
この本に影響されたとか。
詐欺という商売は、今でもメールで
詐欺があるようですし、○資金とか
結婚詐欺とかいろいろありますね。
怪しげだからこそ、確実に
儲かっちゃうと考える人間もいるわけで、
この商売はなくならないのでしょう。
●そういえば、昨日も架空請求の手紙が
来ていました。
こちらは詐欺というより騙し・脅しです。
いつの時代にも詐欺師はいるし、
詐欺師に騙される人もいる。
人生楽に儲けられることは少ないし、
楽をしようとしてはいけないのでしょう。
この本で私が共感した名言
・信用詐欺が繁盛するのは、被害者がもともと正直でないからだ。詐欺師は・・・これは不正な方法だからこそ、"確実"なのだと説明して、大金を儲けさせる。すると、楽して大儲けしたいという欲望が激しく燃え上がり、疑念もすべて吹き飛んでしまう。(p16)
<不正だからこそ確実に儲かる・・・なるほど>
・一方では、誠実とか不誠実というのはどうゆうことかはっきりわかっている人もたまにはいる。静かにそっと語りかける自らの良心の声に耳を傾けるので、そういった人たちは、絶対に誘惑には乗ってこない。(p143)
<たまにはいるのですね。たまには。>
・警官には<好ましい者>と<好ましくない者>の二種類がいる。好ましい警官とは、金が上役から、あるいは直接犯罪者から渡されるかに関係なく、買収できる連中である。(p248)
<どこにも裏の道はあるようです。>
・詐欺師は人間の精神的な弱さにつけ込む。したがって、人間の本質が大きく変化しないかぎり、カモに事欠くことはまず思えない。(p308)
<全くその通り。その事実を知っていることが大切ですね。>
光文社
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
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