「この人たちはなぜ成功したのか」ユージン・グリースマン
2008/04/24公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
成功者へのインタビューから成功の秘訣をまとめた一冊です。この手の本の良いところは、まとめ方はともかく、( 成功者の言葉 )から学ぶことができるということでしょう。
私の場合は、この本でロックフェラーの「会った人データベース」を知り、名刺をExcelに入力して、今では1500人ほどのデータベースになっています。
・私は会った人のことを小さなカードに書き込む。会った日付、その時の状況、他に誰が一緒だったか、そして、時には、会話の内容が分かるようなちょっとしたメモも書いておく。そして、アルファベット順だけでなく、会社別にも作っておく。(デビッド・ロックフェラー)(p40)
また、成功者は無理をして努力しているわけではなく、情熱を持てることをやっているにすぎないということが再確認できました。
楽しかったから勉強する、意義があるから仕事をする。そういうやる気や情熱を持って取り組むから、成果が出るのでしょう。
・ずっと楽しかったよ・・・本を読む機会はあったし、学校は楽しかった。今までずっと何もかもとてもすばらしかった。そのことがちゃんとわかっていたしね。・・・これが大事なことなんだよ。(アイザック・アジモフ)(p22)
成功者の言葉が参考になりましたので、本の評価は★2つとします。
この本で私が共感した名言
・自分がどのぐらい上手に漫画を描くことができるのか分からないが、漫画を描くことにかけては、他の誰よりもよく知っていると思う。・・・自分のしてきた仕事を誇りに思っている。(チャールズ・シュルツ)(p32)
・私が死んでも、私の本がいくつか残れば、それでいい。その本を人々が忘れないでいてくれたらいい。(アイザック・アジモフ)(p124)
・私は人生を、動くものと遊ぶことに費やしている・・・情熱をかけて遊んでいるね・・・それ以外じゃ、私は生きていない(ジャック・クストー)(p127)
私は会った人のことを小さなカードに書き込む。会った日付、その時の状況、他に誰が一緒だったか、そして、時には、会話の内容が分かるようなちょっとしたメモも書いておく。
ロックフェラー家(財閥)の第3代当主であり、チェース・マンハッタン銀行のCEOを務めていたデビッド・ロックフェラーの言葉です。彼は会った人の名前を覚えるために、カードに書き込んでいたという。そうすると、次に会うときに、思い出すことができるのだという。
これ、私も、今日からやりはじめます・・。エクセルで作れば、簡単に検索、整理できるはずです。私たちはいい時代に生まれました。一手間かけるだけで、100倍の効果を期待できるのです。ただし、エクセルのデータベース機能は1000行で打ち止めです。力を入れてやるなら、名刺管理ソフトや専用データベースを導入しなくてはならないのでしょう。
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
ユージン・グリースマン・・・ジョージア工科大学の社会学客員教授。ナショナル・メディア・リレーションズのディレクター。テレビ番組の著名人突撃インタビューから本書を作成する。
目次
1章 天職と特技と見つける
2章 実力を伸ばす
3章 手のうちの時間
4章 忍耐力
5章 欲求、要望、要求
6章 集中力
7章 運とタイミング
8章 チャンスに気づく
9章 チャンスをつかむ
10章 人生の選択
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 40,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
コメントする