「社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論」イヴォン シュイナード
2007/09/26公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■シー・シェパードのスポンサーでもある
パタゴニアの創業記です。
もとは、シュイナードさんが山登りの道具を
作って売っていたということがわかります。
趣味が仕事になってしまったのですね。
シュイナードさん、
良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「社員をサーフィンに行かせよう」と
言い出したのはずいぶん前のことだ。
創業メンバーのトム・フロストが共同経営者だった頃、
彼がヒマラヤに三か月くらい登山に行くと、
その間は私が経営を見ていた。
逆に私が南米に半年山登りに行くと、
彼が会社を見てくれた(p1)
・「社員をサーフィンに行かせよう」という精神は、
私たちの会社の「フレックスタイム」と
「ジョブシェアリング」の
考え方を具現化したものにほかならない(p4)
・私はクライマーであり、サーファー、カヤッカー、
スキーヤーであり、そして鍛冶職人だ。
ただ単に、私や仲間がほしいと思う性能のいい道具や
機能的なウェアの製作を楽しんでいるだけ。(p61)
・私たちは彼の活動に触発されて、
生息環境の保全、回復のため活動している
小規模なグル―プに定期的に
寄付を行いはじめた(p83)
・蓋を開けてみると、日本は世界一参入しやすい
国だった。法律は入り組んでおらず、
政府はビジネスに好意的で、
税関職員は聡明かつ誠実。(p169)
・カタログのいちばんの目的は、特定の人生哲学、
つまりイメージを支えているものを分かち合い、
奨励すること。(p196)
・「プロフェッショナル」は、
毎日それ専用のウェアを着て仕事をする。
だから私たちは、さまざまな専門市場の鍵となる人々に、
特定の割引価格で製品を販売する
「プロバーチェス・プログラム」
を提供している(p204)
東洋経済新報社
売り上げランキング: 16988
【私の評価】★★☆☆☆(65点)
読んでいただきありがとうございました! この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする