「リーダーの易経」竹村 亞希子、PHP研究所

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ
【私の評価】★★☆☆☆(68点)


■著者紹介・・・竹村 亞希子(たけむら あきこ)

 易経研究家。(有)竹村代表取締役。
 中国古典「易経」に基づいて、企業の社長や管理職に
 アドバイスを行っている。全国で講演活動中。


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●易経とは、中国最古の古典であり、
 現在でも占いのテキストとして使われているそうです。

 その易経から何を学べるのかといえば、
 人生の流れを学ぶことができるのです。


●ここではリーダー成長論を見てみましょう。

 はじめに能力がないが大志を持つ時代があります。
 これが潜龍の時代です。
 志を持って、学び始める段階です。


●次は見龍の時代です。
 この時代は、見様見真似で大人に学ぶ時期です。

 大人とは、ここでは理想とする人、
 またはメンターのようなものでしょうか。

 ・大人とは、ひと言でいうならば、当たり前のことが
  当たり前にできる人です。・・・日常の言葉と行動が言行一致している。
  言葉は誠実でうそや飾りがなく、行動は、そうすべき時には行い、
  すべき時ではないなら行わない(p53)


●そして、基本をマスターすると
 自分らしさを発揮する段階の君子となります。

 では、どうやって自分らしさを出すかといえば、
 それは朝から晩までひたすら継続することだと言います。
 やり続けることで、自分らしさが出てくるわけです。

 ・自分の力、自分でないとできないことを創出するためには、
  なかったものを創り出すわけです。そのために必要なものは、
  毎日朝から晩まで同じことを繰り返すことです。
  継続は力なりというのは、この段階です。(p62)


●継続により実力がついてくると、ある時に飛躍のときがきます。
 躍龍の時代です。

 ただ、いつ飛んでもいいというわけではありません。
 時とタイミングが大切です。
 その時を見る時代です。

 ・「兆し」を見たならば、すぐに行動せよ
  という一文があります。(p87)


●最後に飛龍となりリーダーは飛び立ちます。
 飛龍となると、大成功がまっています。
 なんでもうまくいく。ツイているわけです。

 ただし、気をつけることは、
 驕り高ぶると、必ず没落します。
 一番難しい時期なのでしょう。


●古代中国においても、世の中の仕組みは同じだったようです。

 景気のサイクルがあるように、国家盛衰のサイクルもある。
 そして人の人生にもサイクルがあるのです。

 人生の波動を教えてくれる一冊ということで、★2つとしました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・易経は「時」を見極める洞察力と、「兆し」を察する直観力を養います。
  ・・・大ヒット商品は、世間に大きく広まったときには
  ヒットのピークはすでに終わっているのです。(p45)


 ・人の能力を最大限に生かせるリーダーは、まず、環境作りが
  うまいのです。仕事を与えるのではなく、場を与えます。
  (p135)


 ・目に見えるものを写し鏡のように観て、時を洞察します。
  進むべきときに進み、正すべき時に正すという、
  時中を知る君子です。その行動は、仰ぎ観る人々を感化します。(p152)


▼引用は、この本からです。

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ
竹村 亞希子
PHPエディターズグループ (2005/08)
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5 誰にでもあてはめて読めます
5 易経を易しく説く
5 奥深い易経の世界

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


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