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    「知の武装」手嶋 龍一、佐藤 優

    【私の評価】★★★★★(92点) ■上司が読んでいたので購入した一冊。  国際外交インテリジェンスの専門家による  現在の国際情勢の分析です。  テレビで報道される内容との差に愕然。  まず、中国との尖閣諸島問題です。  尖閣諸島については、  中国の海洋進出の戦略の一つですが、  台湾侵攻のための一手でもある。  こうした確信的利益については、  中国共産党のブレはありませんね。 ・尖閣問題とは、台湾有事の一つの変形と考えるべきです。  すでに他国が実効支配しているにもかかわらず、中国が  ...


    「たそがれゆく日米同盟」手嶋 龍一

    たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て (新潮文庫)posted with amazlet at 10.01.08手嶋 龍一 新潮社 売り上げランキング: 197826Amazon.co.jp で詳細を見る 【私の評価】★★★☆☆(71点) ■F2支援戦闘機といえば、  名古屋空港で配線ミスで墜落したのが記憶にありますが、  世界で始めて、炭素繊維強化複合材や  フェーズドアレイレーダーを使用するなど  意欲的な戦闘機です。  このF2支援戦闘機開発について  日米交渉が行われたのは、  ち...


    「葡萄酒か、さもなくば銃弾を」手嶋 龍一

    【私の評価】★★★☆☆(74点) ■政治の世界は、経営と同じように、  絶対に正解というものはありません。  ある政策を行うと、  必ず反対する勢力がいる。  後ろから矢を撃たれたり、  足をひっぱられる。  アメリカなら、暗殺さえ  考えられるのです。 ・コリン・パウエル・・・  黒人大統領が誕生する日が近づいている・・・  このとき、出馬に徹底して反対したのは  パウエル夫人だった。  黒人がホワイトハウスを目指せば  暗殺されると信じていたからだ。(p18) ■そしてこれが国際政治となる...


    「インテリジェンス武器なき戦争」手嶋 龍一、佐藤 優

    【私の評価】★★★★☆(85点) ●情報(インテリジェンス)の世界で注目をあびる  元外交官とジャーナリストの対談です。  諜報についてはほとんどテレビや新聞では  書かれませんので、興味深く読みました。 ●まず、トヨタで設計データを盗んだ企業スパイがいたように、  あらゆる国家が情報を集めているのが現実です。  日本でも政治家の盗聴事件などがときどき  表に出ますが、これは氷山の一角なのでしょう。  ・ありとあらゆる都市で、ほとんどの要人の電話は盗聴されている   と考えたほうがいい。例外は...


    「ウルトラ・ダラー」手嶋 龍一

    【私の評価】★★★☆☆79点 ●北朝鮮が、拉致をしていたこと、百ドル紙幣を偽造していること、  核兵器を持っていること、ミサイル技術・巡航ミサイルを開発して  いることは、外交上の常識のようです。  本書はフィクション・サスペンス小説仕立てですが、  こうした外交の常識を織り込んで、どんどん読ませてくれます。  ・「北の独裁国家は、これほど精巧な紙幣を作り上げ、その資金を   いったい何に使おうとしているのでしょうか」・・・   「核弾頭を運ぶ長距離ミサイル。そう、人類を破滅に導きかねない  ...


    「外交敗戦」手嶋 龍一

    【私の評価】★★★☆☆75点 ●1990年8月、イラク軍が  クウェート侵攻を開始しました。  それは、石油を中東に依存する国々にとって  中東の石油資源をイラクに握られるという  許しがたい暴挙でした。  この本は、1991年の湾岸戦争において、  アメリカが、そして日本がどう動いたかを記録した  ドキュメントです。  ・「大統領、つい先ほど、イラク軍がクウェートに侵攻しました」   ・・・「特別声明」が用意され、大統領の決裁を得る。   スコウクロフトはブッシュに「長期戦になりますから」 ...


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