2一流の最近のブログ記事

中田語録
【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■中田は、日本人離れしています。

 インタビューは、ぶっきらぼう。
 ファッションは、おしゃれ。
 キラーパスは、妥協がありません。

 自己中、あるいは
 誤解されやすい人間とも言えるでしょう。
 (私とちょっと似ているかも・・・)


■この本では、誤解されやすい中田の言葉の裏にある
 中田の思いがつづられています。

 例えば、自分のプライベートはしゃべらない。
 なぜなら、自分はサッカー選手で、家族は関係ないから。

 また、アナウンサーが「素晴らしいプレーでした」と声をかけると
 中田は、「別に普通です」と答える。
 それは、自分が一流のプロだから。

 ・どんなに一生懸命答えても、真実を書いてくれないのなら、
  インタビューを受けてもしょうがない。どうしてあんなに
  嘘が書けるのか、不思議ですよ。(p48)


■中田がぶっきらぼうなのは、
 記者にもプロフェッショナルを求めていることが
 原因のように感じました。

 プロなのだから、ぶっきらぼうに答えても、
 自分の真意を汲み取ってほしいと期待するのです。

 しかし、実際にはプロフェッショナルな記者が
 そんなにいるはずがありません。
 結果して、誤解され、好き勝手な記事を書かれ、
 中田はアタマにくるわけです。


■中田という人間の、一断面がわかる一冊でしたので、
 ★2つとします。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・中田は、人に薦められた本や、書店で目についた本は
  躊躇することなく買い求め、自宅の寝室や車の助手席に置く。
  もちろん、遠征に持っていくトランクにも詰め込む。(p40)


 ・過去のプレーを褒められても喜べない。もしも、
  過去のプレーを褒められることに満足するようなことがあったら、
  俺はその日にサッカーやめますね(p117)


▼引用は、この本からです。

中田語録
中田語録
posted with amazlet on 07.12.01
文芸春秋 文春=
文藝春秋 (1998/05)
売り上げランキング: 15264
おすすめ度の平均: 4.5
4 まっすぐと、前へ
5 ”まず自分ありき”の精神。
5 まちがって・・

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


─────────────────

■関連書評■
a. 「オシムの言葉」木村 元彦、集英社
【私の評価】★★★★★

b. 「調理場という戦場」斉須政雄、朝日出版社
【私の評価】★★★★★


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不動心 (新潮新書 201)

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■ニューヨーク・ヤンキースで主力選手として活躍する
 松井秀喜の一冊です。

 マスメディアのインタビューだけでは
 見えてこない松井秀喜の人となりが見えてきます。


■「不動心」というだけあって、
 松井は冷静です。

 デッドボールでも怒らない。
 アホなインタビュアーにも怒らない。
 これは意識的にやっているようです。

 ・正直に言えば、カチンとくることもあります。
  でも、記者の人たちも、仕事としてそういった質問を
  ぶつけてくるわけで、個人的に僕が憎たらしいというわけ
  ではないでしょう。(p154)


■そして、決しておごらない。

 自分の才能を理解したうえで、
 素質がないと思うから、ひたすらバットを振るのです。

 ・僕は決して器用ではありません。野球の素質がある方だとも
  思わない。人より器用で素質があったならば、大リーグ1年目でも、
  ツーシームにあれだけ苦しむこともなかったに違いありません。(p108)


■本を読みながら、
 ただ、もくもくとバットを振る松井がイメージされました。

 松井に興味のある方なら、必読でしょう。
 

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・大リーグではコーチの人たちも、選手に敬意をもって接します。
  選手のフォームを勝手に変えたり、
  アドバイスを押し付けたりはしません。(p174)


 ・僕にとって「バットは体の一部です(p92)


▼引用は、この本からです。

不動心 (新潮新書 201)
不動心 (新潮新書 201)
posted with amazlet at 08.10.17
松井 秀喜
新潮社
売り上げランキング: 4087
おすすめ度の平均: 4.5
5 これぞサムライ魂
5 プロ中のプロ。
4 仕事の行き詰まりにも参考になります
5 松井選手の真摯な気持ちがつづられているなあ
5 小6の娘に読ませたい

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■著者紹介・・・松井 秀喜(まつい ひでき)

 1974年生まれ。星稜高校時代、甲子園に4度出場。
 93年ジャイアンツ入団。
 02年ニューヨーク・ヤンキース入団。
 06年5月に左手首を骨折。

─────────────────

■関連書評■
a. 「イチロー思考」児玉光雄、東邦出版
【私の評価】★★★★★

b. 「チャンスに勝つ ピンチで負けない 自分管理術」長谷川 滋利
【私の評価】★★★★☆


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コメント力―「できる人」はここがちがう
【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■著者紹介・・・齋藤 孝(さいとう たかし)

 1960年生まれ。東京大学法学部卒業、博士課程を経て、
 明治大学文学部教授。
 専攻は、教育学、身体論、コミュニケーション技法。
 「声に出して読みたい日本語」など著書多数。


─────────────────

■コメント力ということで、
 齋藤先生が、具体的なコメント例を多数引用し、
 良いコメントのコツを解説してくれる一冊です。

 コメント力といっても、
 体系的に解説できるはずがありませんので、
 コメント力というよりは、名言集、ジョーク集といった趣です。


■私の知らない名言やジョークもありましたので、
 齋藤先生は私よりも多くの本を読み込んでいることがわかりました。


■こうなったら私も書きますよ。

 無料レポート「声に出して読みたい名言」

 そう、思わせてくれる一冊でしたので、★2つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・ある企業で経営者サイドがしきりに「事業は今踊り場にさしかかっている」
  と言いはじめた。・・・開発チームの担当者は・・・「この状況を打開でき
  なければ、我々は一生踊りつづけなければなりませんので」(p53)


 ・『エースをねらえ!』に登場する宗方コーチ・・・
  「それで勝てないような練習はしていない」(p175)


▼引用は、この本からです。

コメント力―「できる人」はここがちがう
齋藤 孝
筑摩書房 (2007/06)
売り上げランキング: 19946
おすすめ度の平均: 3.5
4 著名人のコメント力が面白い!
3 この本にコメントするのは怖い

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■関連書評■
a. 「ありきたりの毎日を黄金に変える言葉」ジョン・C・マックスウェル
【私の評価】★★★★★

b. 「中谷彰宏 名言集」中谷 彰宏
【私の評価】★★★★☆


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なぜあの人は落ち込まないのか」中谷 彰宏、ダイヤモンド社(2002/11)¥1,470
【私の評価】★★☆☆☆


■著者紹介・・・中谷 彰宏(なかたに あきひろ)

 1959年生まれ。大学卒業後、博報堂でCMプランナー。
 その後、(株)中谷彰宏事務所設立。
 著書多数。


─────────────────

●読みやすい本を大量生産している中谷 彰宏さんの一冊です。

 中谷 彰宏さんの本の特徴は、解決方法を50個くらい集めて、
 それを整理して一冊の本にしているので、どこからでも読めること。

 そして、中谷 彰宏さんは非常に勉強家のようで、
 ポイントを押さえているところが素晴らしいところです。


●たとえば、スポーツ選手などが使っている考え方で、
 「コントロールできることに集中する」とか、
 「苦しいときは自分が成長しているとき」とか、
 そうした大切なポイントは外さないのです。

 ・結果はコントロールできません。・・・
  コントロールできないことを考え始めると、
  人間は落ち込みます。(p81)


●自分を愛する、苦難を愛することができるような
 考え方を学べる一冊です。
 ★2つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・「調子の悪いのは一時的、
  いいことは永遠」と考えましょう。(p45)


 ・アメリカではメンタルトレーニングにお金を使います。
  プロ・アマ問わず、世界の一流スポーツ選手は、自分専属の
  メンタルトレーナーを雇っています。(p30)


 ・ストレスが、自分を伸ばす(p136)


▼引用は、この本からです。

なぜあの人は落ち込まないのか―自分を強くする61の具体例
中谷 彰宏
ダイヤモンド社 (2002/11)
売り上げランキング: 50393
おすすめ度の平均: 4.0
4 今、落ち込んでいる人に

【私の評価】★★☆☆☆


■関連書評■
a. 「中谷彰宏 名言集」中谷 彰宏
【私の評価】★★★★☆

b. 「大人のスピード勉強法」中谷 彰宏
【私の評価】★★★☆☆


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指揮のおけいこ
指揮のおけいこ
posted with amazlet on 07.03.11
岩城 宏之
文藝春秋 (2003/01)
売り上げランキング: 32126
おすすめ度の平均: 4.0
3 いまひとつ物足りない
2 う〜ん・・・
4 愉快な仕事

【私の評価】★★☆☆☆

■著者紹介・・・岩城 宏之(いわき ひろゆき) 

 1932年生まれ。東京芸術大学在学中に
 NHK交響楽団副指揮者となる。
 以来、国内、ビルリン・フィルやウィーン・フィルなどの
 トップ・オーケストラの指揮にあたってきた。
 NHK交響楽団終身正指揮者。
 メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者。
 2006年6月逝去。


●超一流の指揮者は何を考えているのか?
 そうした思いで、この本を読み始めました。

 けっこう面白い。
 けっこう笑える。


●しかし、よく読んでいくと、著者は、音楽については
 とてつもない執着心を持って努力をしている
 ことがわかります。

 半年間、夜中までレコードを鳴らして指揮の練習をしたり、
 スコアに書き込みをして、真っ黒にしてしまう。

 ・自分で勉強することにした。レコード屋さんの『悲愴』のLPを、
  全部買ってきた。・・・九種類あった。・・・一人の指揮者のLPを
  六回ずつ聞いた。・・・その中で一番気に入った指揮者そっくりに
  やろうと、思ったのだ。(p77)


●ユーモアを持った面白い人だったようですが、
 音楽になったとたん異常とも思える集中心、
 尋常ではない執着心で努力しているのです。

 それこそ、理想の演奏を構築するという目的のため
 だったのでしょう。


●一流の指揮者の頭の中を、少しのぞくことができました。
 音楽にちょっとでも興味のある人には楽しく読めるお勧めの
 一冊です。★2つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私は戦前の歌舞伎の名優が言ったという
  「わかるヤツは言わなくともわかる、
  わからぬヤツは言ってもわからぬ」という
  言葉をすぐに思い浮べた。(外山雄三)(p243)



▼引用は、この本からです。
指揮のおけいこ」岩城 宏之、文藝春秋(2003/01)¥520
【私の評価】★★☆☆☆


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稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書
稲盛 和夫
日本経済新聞社 (2004/09)
売り上げランキング: 2,609
おすすめ度の平均: 5
5 稲盛氏の熱さが伝わってくる1冊です
5 21世紀になった今でもこんな「人間臭い」大企業があってもいいんじゃないでしょうか。
5 読物として面白い!そしてビジネスで100%ためになる

【私の評価】★★☆☆☆


■著者紹介・・・稲盛 和夫

 1932年生まれ。大学卒業後、55年松風工業入社。
 59年京都セラミックを設立。社長、会長を経て97年より名誉会長。
 84年には第二電電(現KDDI)を設立。会長に就任。
 2001年より最高顧問。

●日本を代表する創業者といえば、京セラを創立した
 稲盛和夫氏はその一人として十分な資格があるでしょう。

 その創業からの歴史を読んでみると、
 ひたすら熱心に仕事をしてきた稲盛氏の姿勢がわかります。

 ・二年余り、盆も正月もないような日々が続き、期限までに納入
  することができた。最後のトラックが走り去るのを見送りながら
  しみじみ思った。「人間、能力は無限だ」(p106)

●そうした、一所懸命さに加えて、アメーバ経営といわれる
 会社を小さな組織に分割し、責任と権限を与える手法も
 成功の原因の一つでしょう。

 ・私は個人の能力を最大限発揮させ、みんなが生きがいを持って働ける
  ようにするには、どうしたらいいか考えた。思案の末、創業時に
  戻ればいいと思い当たった。全員が経営者になるのだ。(p97)

●自叙伝ということで、稲盛氏の人生を一冊の本にまとめているのですが、
 稲盛氏の波乱万丈の人生を凝縮したために、
 やや内容が抽象的、表面的な感覚を覚えました。

 そうは言っても、稲盛氏の熱意は伝わってきます。★2つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・マスコミに書き立てられて大変な目に遭っている、と話した。
  「それはしょうがありませんな、稲盛さん。苦労するのは
  生きている証拠です」。(西方擔雪老師)


 ・波乱万丈の人生どんな苦労や逆境に遭遇しようと、恨まず、
  嘆かず、腐らず、明るくポジディブに人生を受けとめ、
  素直に努力をすればよい。どんな運命に対しても、感謝の念を持ち、
  前向きに生きていくなら道は必ず開けていくものだ。(p261)

▼引用は、この本からです。
「稲盛和夫のガキの自叙伝」稲盛 和夫、日本経済新聞社(2004/9)¥650
【私の評価】★★☆☆☆


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本を読む人はなぜ人間的に成長するのか
ハイブロー武蔵
総合法令出版 (2000/04)
売り上げランキング: 206,415
おすすめ度の平均: 3.5
4 本を読む理由
3 何か問題でも・・・
4 そう信じたい!

【私の評価】★★☆☆☆


■著者紹介・・ハイブロー武蔵

 1954年生まれ。大学卒業後、海外ビジネスに携わった後、
 数社の会社を経営。読書に関する著書多数。


●読書とともに成長してきた著者の思いが
 つまった一冊です。


●人間は必ずしも完璧ではありませんが、日々成長しようとする
 姿勢こそがその生き様を美しく見せるのでしょう。

 そして、読書はその成長しようとする姿勢の一つの形なのです。

 ・本を読む人は問題意識を持っている人である。
  問題意識とは、自分は何のために生き、自分をどう生かすことが
  最良なのかを知ろうとすることである。(p12)


●著者の体験とともに、お勧めの本が掲載されており、
 私も読んでみようと思いました。

 やや他人を批判するようなところがありましたので、★2つとします。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私には、しょせん私の生き方しかできない。
  だから、自分に合った読書しかできない。
  私は、おもしろいと思える本しか手にしない。
  それが私なのだ。(p43)


 ・私は、絶対にあきらめない。希望の星の光を見失わない。
  (p134)

▼引用は、この本からです。
「本を読む人はなぜ人間的に成長するのか」
ハイブロー武蔵、総合法令
(2000/4)¥1,050【私の評価】★★☆☆☆


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勝者のエスプリ
勝者のエスプリ
posted with amazlet on 06.06.15
アーセン ベンゲル Ars`ene Wenger
日本放送出版協会 (1997/08)
売り上げランキング: 91,896
おすすめ度の平均: 4.5
5 フットボール以外の読みどころ
5 外から見た日本人を知るのにはもってこい
4 非常にわかりやすかった

【私の評価】 ★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ


■著者紹介・・・アーセン・ベンゲル

 1949年フランス生まれ。1989年よりASモナコの監督として
 フランスリーグ優勝2回、フランスカップ優勝1回。
 1995年から名古屋グランパスの監督となり、1年で天皇杯優勝。
 1996年からイングランドのアーセナルの監督として移籍。

●ワールドカップが開幕しましたので、
 サッカー関係の本を取り上げました。


●アーセン・ベンゲルは、ASモナコでの7年目のシーズン
 9位という低成績に責任を取って辞めることとなります。

 多くのチームから監督のオファーがありましたが、
 彼は、名古屋グランパスを選びます。

●名古屋グランパスでは、外国人選手をスカウトして戦力強化もしましたが、
 基本的には次の項目を繰り返し行っただけであると言います。

 ・トレーニングによる肉体強化
 ・自分で考えるサッカー
 ・戦術の徹底

●そして、各選手の資質、長所を伸ばすようにしたと言います。
 日本人には日本人の個性、長所があるということです。

 ・名波にドゥンガのようなプレーをしろと言っても、それは無理な
  話なのだ。・・・その人持っている長所を強調し、
  伸ばしていくことが面白いのだ。(p111)

●それまで、低迷していた名古屋グランパスは、
 アーセン・ベンゲル移籍後シーズン前期は4位、シーズン後期は2位、
 天皇杯では優勝を果たしました。


●サッカーにおいても、仕事においてもリーダー次第と
 いうことがわかる一冊です。★2つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私から見てレベルの高いスポーツ選手とは、ある意味では
  けっして自分に満足することのない完全主義者のことを
  指している。(p53)


 ・ヨーロッパでは、ある年齢に達すると自分自身に諦めてしまう
  ところがある。・・・日本人は常に進歩したい、向上したい
  という気持ちを持っている。(p103)


 ・日本人がヨーロッパへ来たときのショックは、相当なものがあるに
  違いない。・・・人というものは親切なものだと思い込んで
  ヨーロッパへ来たなら、街の至るところで食い物にされてしまうのは
  目に見えているからだ。(p174)


▼引用は、この本からです。
「勝者のエスプリ」アーセン・ベンゲル、NHK出版(1997/8)¥1,575
【私の評価】 ★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ


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ローマ人の物語〈21〉危機と克服〈上〉
塩野 七生
新潮社 (2005/09)
おすすめ度の平均: 4.67
5 ローマ帝国の骨格
5 皇帝ネロの自死がもたらした哀しみの1年を描く
5 やや地味な時代ながらかえって新鮮。示唆に富んだ文章は相変わらず・・・

(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)


●著者紹介・・・塩野 七生

 1937年生まれ。大学卒業後、イタリアに遊学。68年に執筆を開始。
 70年よりイタリアに住む。ローマについての著作多数。


●紀元68年から69年に、帝政ローマでは、内乱などにより
 3人の皇帝が入れ替わります。バルバ→オトー→ヴィテリウス。

 ・人間が人間を裏切るのは、恐怖よりも軽蔑によってである・・・
  (p97)


●このようなローマの権力争いを見てわかるのは、
 能力がなくとも、力を持つものが勝つということです。


●ただし、能力がないのにもかかわらず、権力を手に入れた場合、
 最終的には、本人とその組織が不幸になるようです。


●ローマの歴史を見ながら、
 人間というものを学ぶことができる一冊です。

 私的には司馬 遼太郎のように、著者の想像を加えた
 歴史小説が好きなので、★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・もはや坂をころげ落ちるばかりのローマ帝国を書いて思うのは、
  中間と下部がダメになったら、いかに上部ががんばろうと何を
  やろうとダメ、ということである。(p10)


 ・「血の悪臭も、それが敵のものとなると良い匂いに変わる」
  このような無神経な発言は、害あって益なしという失言の見本の
  ようなものである。(p148)


「ローマ人の物語〈21〉危機と克服〈上〉」塩野 七生、新潮社(2005/9)¥420
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)

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キャッチボール ICHIRO meets you
イチロー 糸井 重里
ぴあ (2004/03)
売り上げランキング: 28,417
おすすめ度の平均: 4.7
5 イチローが何を考えてプレーをしているのかわかる本
5 内容は最高
5 どんな人にも。
(評価:★★☆☆☆)


●人を知るためにもっとも有効なのは、直接その人に会って話してみる
 ことではないでしょうか。


●そういう意味で、この本は糸井さんがイチローにインタビューした番組を
 書籍化したものですから、普通のイチロー本にはない、リアルなイチローが
 伝わってくるのがいいところです。


 ・宿題をやる意味は、宿題そのものだけではないんですよ、実は。・・・
  大人になると、かならず上司という人が現れて、何かをやれ、と言われる
  ときがくると思うんですね。・・・やれと言われたことをやる能力を身に
  つけておけば、かならず役に立つ。(p115)


●ただ、インタビューそのままですので、内容的には乏しい感じを受けました
 ので★2つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・野球部のない学校にいながら野球をやりたかった少年イチローの練習相手
  をおとうさんがした。ふたりは、休まず練習しようという約束を守って、
  小学校二年生の終わりの頃から六年生の終わりの時期まで、ほんとうに
  四年間、一日も休まずに練習を続けたという。(p6)


 ・ぼくの中のスランプの定義というのは、「感覚をつかんでいないこと」
  です。結果が出ていないことを、ぼくはスランプとは言わないですから。
  (p23)


「キャッチボール ICHIRO meets you」イチロー, 糸井 重里、ピア(2004/03)
¥1,365(評価:★★☆☆☆)


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