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後藤新平 日本の羅針盤となった男
山岡 淳一郎
草思社
売り上げランキング: 60833
【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■北方謙三さんの「望郷の道〈下〉」を読んでいくと、
 台湾で総督府民生長官の後藤新平が出てきました。

 そして偶然にも、ちょうど手元に
 「後藤新平 日本の羅針盤となった男」が
 あったのですから、不思議なご縁と読み始めました。


■後藤新平は、医師として学び、
 衛生局官僚として衛生環境の整備、
 労働保護、労働災害保険の整備に尽力しています。

 そして、日清戦争の帰還兵の検疫事業で
 児玉源太郎と出会い、
 台湾での児玉総督と後藤民生長官という
 台湾統治の立役者となるのです。


・行政組織のスリム化に併せて、一挙に1080人もの役人を
 クビにしたのである。台湾には官民合わせて約三万人の
 日本人がいたが、役人の大量解雇で日本人社会は上を下への
 大騒ぎとなった(p135)


■その後は、満鉄初代総裁、内相、外相、
 東京市長などを歴任しています。

 どこの職場でも、後藤新平は「やるべきことはやる」
 といった考えのようで、混乱がおきようとも
 反対されようとも、自分の信じる方針を
 進めていったように見えます。

 組織というものは、トップによって
 まったく変わってしまうのだな、と
 感じました。


■分類としては歴史小説ではなくノンフィクションというか、
 後藤新平の伝記という感じでしょうか。

 本の評価としては★2つとしました。
 山岡さん、よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・新平に銀行の重要さを教えた茂丸は、大蔵大臣の松方とも面会し、
 ユダヤ系イギリス人アーサー・サッスーンが創設した
 「香港上海銀行」を例にとって台銀の設立を促す。(p153)


・ドイツ留学や衛生制度の普及運動、私塾を開いての
 人材育成に惜しみなく金を使った・・・彼の死後、
 親族は莫大な借金の返済に四苦八苦することになる(p27)


・新平は、終生、「大切なことを伝えたい」熱病に
 浮かされている。策の立案とともに人を教育することに
 並々ならぬ情熱を注いだ(p99)


後藤新平 日本の羅針盤となった男
山岡 淳一郎
草思社
売り上げランキング: 60833
おすすめ度の平均: 4.5
5 21世紀の後藤新平はいないのか?
5 21世紀の後藤新平はいないのか?
5 21世紀の後藤新平はいないのか?
2 他に誰か書いて欲しいなぁ
5 羅針盤なり

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■著者紹介・・・山岡 淳一郎(やまおか じゅんいちろう)

 1959年生まれ。
 ノンフィクション作家。


━━━━━━━━━━━


■関連書評■

a. 「望郷の道(上)」北方 謙三
【私の評価】★★★★★

b. 「台湾人と日本精神」蔡 焜燦
【私の評価】★★★★★


c. 「超速!最新日本政治外交史の流れ」竹内 睦泰
【私の評価】★★★★☆


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学問のすゝめ―人は、学び続けなければならない
福沢 諭吉
三笠書房
売り上げランキング: 26262
【私の評価】★★☆☆☆(63点)


■今頃、「学問のすすめ」を読むのも気が引けましたが、
 実際に読んでみると明治の本とは思えぬ、
 本質を見定めた本だと思いました。


■まず、「天は人の上に人を造らず」です。

 福沢諭吉が言いたいのは、
 人間は生まれながらにして平等という意味は、
 あくまで、基本的人権についての平等である。

 実際の社会においては、
 社会に役立つ人の給料は高く、
 だれでもできる仕事をしている人の給料は安い、
 というのが当然である、ということです。


・万人はみな同じ地位・資格を持ち、
 生まれながら平等である・・・賢人と愚人の違いは、
 学ぶか学ばないかによって決まるのである。(p13)


■また、国家、個人の独立です。

 福沢諭吉は、国家も個人も独立したもので
 なくてはならないとしています。

 つまり、他国、他人に頼らない、
 自分の足で立つことができなければ、
 発展することはない、ということです。


・独立とは、自分で自分の身の始末をつけ、
 他人を頼る心がないことを言う。他人の考えに
 影響されず、自分で物事の理非を見分け、自分の行動に
 間違いを起こさぬ者を、独立人と言う。(p38)


■現代でも通用する、独立の精神、
 良いものから学ぶ気持ちの大切さを
 伝える良書だと思いました。

 当時としては画期的な本だったのでしょう。
 本の評価としては★2としました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・一国は商社と同じであり、人民はその社中(会社の仲間)の
 一員と同じであって、一人で、支配する立場・仕える立場の、
 主客両様の役割を務めることなのである。(p84)


・学問は、ただ本を読むだけで、こと足りるものではない。
 学問の本質は、学問を自分がどう活用できるかにかかっている。(p142)


・西欧諸国の経済侵略は、いまアジアに敵なしの観がある。
 恐るべきことである。この西洋商人の強大さには注目すべきだが、
 同時に、西洋の文明にもまた学ばねばならぬものがある。(p151)


▼引用は、この本からです。

学問のすゝめ―人は、学び続けなければならない
福沢 諭吉
三笠書房
売り上げランキング: 26262
おすすめ度の平均: 5.0
4 勉強すべき
5 ほとばしる強烈な情熱。そして、現代語訳というのは助かります
5 岩波文庫は無理でした・・・。
5 いつも笑顔でいたい
4 言わずと知れた

【私の評価】★★☆☆☆(63点)


■関連書籍

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心に火をつける47の言葉
【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■千葉ロッテマリーンズのバレンタイン監督の
 名言集です。

 その印象は、プラス思考。
 選手のやる気を引き出すタイプのようです。


■こういう考え方なら年俸5億円もらえるのかな、
 と思いながら読んでいました。

 ありがとうございます。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「必要な練習」を「繰り返す」という
   「習慣」を身につけることが、
   確実に成長につながるのだ。(p29)


  ・選手がプレーを楽しんでいるかどうか。
   それをチェックするのが、私の仕事だ(p36)


  ・私は「1日が終わったとき、その日が始まったときよりも
   よりよい状況になっているかどうか」ということを、
   つねに意識している。(p41)


▼引用は、この本からです。

心に火をつける47の言葉
ボビー バレンタイン
PHP研究所
売り上げランキング: 197369
おすすめ度の平均: 3.0
3 笑顔に誘われ
5 ★★野球を愛するすべての皆さんへ★★
1 またまた出てきたこの手の本

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■著者紹介・・・ボビー・バレンタイン

 1950年生まれ。米国コネチカット州生まれ。
 68年ドラフト1位でロサンジェルスドジャース入団。
 エンジェルス、パドレス、メッツ、マリナーズを経て79年引退。
 85~92年レンジャース監督、95年千葉ロッテマリーンズ監督。
 96年メッツ監督、04年千葉ロッテマリーンズの監督復帰。
 05年日本シリーズ優勝。


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人間 福澤諭吉

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■電力の鬼といわれた松永 安佐エ門が伝える
 福澤諭吉の人となりです。


■福沢諭吉は非常に
 素直な人だったようです。

 権威などは関係なく、正しいことは正しい。
 地位や役職に関係なく、
 効果のあることは正しい、というスタンスです。


  ・先生は何も、新しいからよい、古いからわるい、と一概に
   きめてかかられたのではなく、新しくとも悪いことはわるい、
   古くとも良いことはよいと、つねに幅ひろい、ゆとりをもった
   ものの見方、考え方をしておられたのである。(p48)


■また、福沢諭吉の著作は、
 出版社経由で売るのではなく、
 自分で印刷し、書店に手数料を払い売るという
 自費出版のようなことで得ていたとのこと。

 著作権や印税などの制度が不確定で
 著者に不利なことが多かった当時、
 こうした判断は福沢諭吉の行動力の現れのような
 気がしました。


■松永 安佐エ門は有名な方ですが、
 やはり断片的な話が多かった印象でした。

 もうちょっと福沢諭吉については
 研究が必要な気がしました。
 本の評価としては★2つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・先生はよく、邸内や寄宿舎にハナ緒が切れたまま
   放り出されていた下駄や草履を集めて、
   せっせと自分でハナ緒をすげておられた。(p31)


  ・「河にいて水を惜しみ、山にいて薪を節するの覚悟なければ、
   とかく世帯は持てぬものなり」
   これは福澤先生の家庭経済訓の一節である(p167)


▼引用は、この本からです。

人間 福澤諭吉
人間 福澤諭吉
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松永 安左エ門
実業之日本社
売り上げランキング: 217769
おすすめ度の平均: 5.0
5 福沢を知っている人でなければ書けない内容

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■著者紹介・・・松永 安佐エ門(まつなが やすざえもん)

 1875年生まれ。「学問のすすめ」を読み感激し、
 慶応義塾に入学。福澤桃介と福松商会を設立し、
 その後、福博電車、名古屋電灯、東邦電力などで専務、社長を
 歴任する。東京電力の取締役として、電力会社再編を指揮する。
 終戦後、電気事業再編成審議会会長とし9電力体制を実現し、
 「電力の鬼」と呼ばれた。1971年没。95歳。


─────────────────

■関連書評■

a. 「福沢 諭吉 国を支えて国を頼らず」北 康利
【私の評価】★★★☆☆

b. 「福翁百話」福沢 諭吉
【私の評価】★★☆☆☆

c. 「孔子 人間、どこまで大きくなれるか」渋沢栄一
【私の評価】★★★★☆


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福翁百話―高く評価される人の行動ルール

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■慶應義塾の創設者である福澤諭吉の一冊です。

 この本でわかるのは、
 諭吉は、実学を重視していたということです。

 つまり、理論だけで、実際の社会でつかえない学問は
 意味がないということです。


  ・"大義名分病"がここまで本質を見失わせる・・・
   議論の目的の根本を明らかにしなくては、
   長々しい正邪の議論も無意味である(p44)


■そして、「天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず」
 というように、人の価値は、
 本当の学問をした人にこそ価値があるとしています。

 ゆとり教育や、競争しないといった平等教育とは
 まったく正反対の考え方ですね。


■私が一番、感嘆したのが、
 「独立自尊」ということです。

 つまり、へりくだるのでもなく、
 自慢するのでもなく、
 素直に人と人との関係に向き合うということです。

 これは分かっているようで、
 なかなかできないことではないでしょうか。


  ・へりくだって自分を卑しくするのも、
   威張って他人を軽蔑するのも、
   どちらも人間にとっての「名誉の権利」とはどのような
   ものなのかを理解していないということなのである。(p135)


■現代語へのまとまりがいまいちでしたので、
 ★2つとしましたが、福沢諭吉関係は
 これからもフォローしていく予定です。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・人物が志を立てるについては、最初から
   自分の大方針を定めることはむろん大切であるが、
   それを決めた以上は、あくまでも固く守って変えることなく、
   終始これを貫く根気はさらに大切である。(p14)


  ・若いころの苦学は、本当につらいといっても、
   年をとって無学であることの不自由さと恥ずかしさは、
   苦学の苦労よりもさらにつらい(p31)


  ・付き合いは"一度にまとめて大きく"よりも
   "細かく間をおかずに"(p162)


  ・忙しい人ほど本を読む(p222)


▼引用は、この本からです。

福翁百話―高く評価される人の行動ルール
福沢 諭吉
三笠書房
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おすすめ度の平均: 5.0
5 福沢諭吉の実生活指針

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■著者紹介・・・福沢 諭吉(ふくざわ ゆきち)

 1835年生まれ。1901年没。
 新聞時事新報の創刊・発行者、慶應義塾創設者。


─────────────────

■関連書評■

a. 「福沢 諭吉 国を支えて国を頼らず」北 康利
【私の評価】★★★☆☆

b. 「修身教授録」森 信三
【私の評価】★★★☆☆

c. 「孔子 人間、どこまで大きくなれるか」渋沢栄一
【私の評価】★★★★☆


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世界一受けたい授業―能力開発編

【私の評価】★★☆☆☆(68点))


■「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝さん。
 「百マス計算」の陰山英男さん。
 精神科医でありながら著書の多い和田秀樹さん。

 この本では、こうした卓越した学ぶ技術を持っている人から、
 学習の秘訣を学びます。


■私が子どもに言っているのは、
 繰りかえせば覚える。
 やればできる。

 ただ、どれだけ繰りかえせばできるのか、
 ちゃんと自分の能力を理解しよう、ということです。

 どんな人でも、
 数をこなさなくては
 能力の向上はありえません。


  ・数をこなすということ
   ある一定の積み重ねをすれば、自然と「型」が作られ、
   質的な変化を引き起こす「量質転化」(齋藤 孝)(p52)


■5人からの授業で、まとまりがないので★2つとしましたが、
 それぞれを見てみれば、きっと学びがあるはずです。

 テレビから書籍化していますので、
 読みやすいので、ちょっと電車の中で読むのに
 良いのではないでしょうか。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・幸田露伴の名作『五重塔』は、優れた技術があるにもかかわらず、
   人付き合いが苦手な大工が主人公でした。・・・どうしても
   五重塔を造りたいと一身を捧げる筋書きです(齋藤 孝)(p46)


  ・プレゼン・会議での話し方1
   「下準備を怠るな」(樋口 裕一)(p85)


  ・土堂小学校では、教科書に出てくる一学年分の新出漢字を、
   新年度が始まってから二週間で集中的に覚えさせます。
   ・・・残りの11ヵ月をすべて新出漢字の復習にあてました
   (陰山 英男)(p158)


▼引用は、この本からです。

世界一受けたい授業―能力開発編

日本テレビ放送網
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おすすめ度の平均: 4.0
4 能力開発も基本が大事
4 何事も基礎が大事

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


─────────────────

■関連書評■

a. 「座右のゲーテ」齋藤孝
【私の評価】★★★☆☆

b. 「お金とツキが転がり込む習慣術」和田秀樹
【私の評価】★★★☆☆


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指揮者という仕事
【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■オーケストラの楽員は、直感的にすぐに
 指揮者の力量を把握します。
 これは、会社でも同じでしょう。

 だからこそ、指揮者は(上司は)
 誠心誠意、熱意を持って仕事をしなくては
 ならないのでしょう。

 もし、そうでなければ、
 部下はすぐにそれに気づき、
 仕事はうまくいかないのです。

 そうしたことを
 教えてくれる一冊でした。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・超人間的な潜在力を解き放ち、放射させ、
   オーケストラの楽員たちに魔法をかけること、
   これが結局、指揮者の最も大事な役目なのだ。(p10)


  ・人は仕事を止めるときにやっと
   学ぶのを止めるのであり、
   そして私は一度も止めることはなかった(p34)


  ・楽員に長々と説明しないことだ。
   楽員は演奏するためにやって来ているのであって、
   講演を聞くためや授業を受けるために来ているのではない。
   絶対に必要なことをごくわずかな言葉で言うべきだ。(p82)


  ・あなたは間違えることがあるし、それはだれにもあることだが、
   しかし、感ずる通りに、心底から確信し、熱意をもって、誠心誠意、
   演奏するなら、<批評家たち>が攻撃しようと、
   神様はきっとあなたをお許しくださるだろうと私は思う。(p86)


▼引用は、この本からです。

指揮者という仕事
指揮者という仕事
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シャルル・ミュンシュ
春秋社
売り上げランキング: 112562

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


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あなたの年収を3倍にする料理のパワー 「仕事のスキル」「潜在能力」が開発される究極の自分磨きツール

【私の評価】★★☆☆☆(63点)


■料理ができる人は、
 お金持ちになれるという仮説です。

 お金持ちが料理好きなのか、
 料理好きだからお金持ちなのか
 これは実際証明できないでしょう。


■私は、お金持ちは料理好きだと思いますが、
 料理ができなければお金持ちになれないわけではないと
 思います。

 しかし、仮説で本にしてしまうパワーに
 驚きました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・推定年収2000万円以上の、
   勢いがある社長100人(男女比は8対2)・・・
   なんとほとんどの人が「料理好き」だったのだ。(p3)


  ・好きな料理も満足にできない人間に
   会社の経営が務まるはずなどない(p24)


  ・料理をすると実際に脳が活性化される(p60)


▼引用は、この本からです。

あなたの年収を3倍にする料理のパワー 「仕事のスキル」「潜在能力」が開発される究極の自分磨きツール
臼井 由妃
総合法令出版
売り上げランキング: 72556
おすすめ度の平均: 3.5
4 フローに乗って書かれた実証本
3 料理とビジネスを結びつけたことに意味あり、か。
3 半信半疑
3 興味深いタイトルではあるが...
5 これからのビジネスパースンは包丁と器とこの本が必要かも?

【私の評価】★★☆☆☆(63点)


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中田語録 (文春文庫)
【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■中田は、日本人離れしています。

 インタビューは、ぶっきらぼう。
 ファッションは、おしゃれ。
 キラーパスは、妥協がありません。

 自己中、あるいは
 誤解されやすい人間とも言えるでしょう。
 (私とちょっと似ているかも・・・)


■この本では、誤解されやすい中田の言葉の裏にある
 中田の思いがつづられています。

 例えば、自分のプライベートはしゃべらない。
 なぜなら、自分はサッカー選手で、家族は関係ないから。

 また、アナウンサーが「素晴らしいプレーでした」と声をかけると
 中田は、「別に普通です」と答える。
 それは、自分が一流のプロだから。


 ・どんなに一生懸命答えても、真実を書いてくれないのなら、
  インタビューを受けてもしょうがない。どうしてあんなに
  嘘が書けるのか、不思議ですよ。(p48)


■中田がぶっきらぼうなのは、
 記者にもプロフェッショナルを求めていることが
 原因のように感じました。

 プロなのだから、ぶっきらぼうに答えても、
 自分の真意を汲み取ってほしいと期待するのです。

 しかし、実際にはプロフェッショナルな記者が
 そんなにいるはずがありません。
 結果して、誤解され、好き勝手な記事を書かれ、
 中田はアタマにくるわけです。


■中田という人間の、一断面がわかる一冊でしたので、
 ★2つとします。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・中田は、人に薦められた本や、書店で目についた本は
  躊躇することなく買い求め、自宅の寝室や車の助手席に置く。
  もちろん、遠征に持っていくトランクにも詰め込む。(p40)


 ・過去のプレーを褒められても喜べない。もしも、
  過去のプレーを褒められることに満足するようなことがあったら、
  俺はその日にサッカーやめますね(p117)


▼引用は、この本からです。

中田語録 (文春文庫)
中田語録 (文春文庫)
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小松 成美 中田 英寿
文藝春秋
売り上げランキング: 179030
おすすめ度の平均: 4.0
5 目標を・・・
5 3回もWCに出ちゃうんだからこの人はすごいと思う。
5 「中田英寿」という物語
1 あれあれ
1 つまんないほんだよな

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


─────────────────

■関連書評■
a. 「オシムの言葉」木村 元彦、集英社
【私の評価】★★★★★

b. 「調理場という戦場」斉須政雄、朝日出版社
【私の評価】★★★★★


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不動心 (新潮新書 201)

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■ニューヨーク・ヤンキースで主力選手として活躍する
 松井秀喜の一冊です。

 マスメディアのインタビューだけでは
 見えてこない松井秀喜の人となりが見えてきます。


■「不動心」というだけあって、
 松井は冷静です。

 デッドボールでも怒らない。
 アホなインタビュアーにも怒らない。
 これは意識的にやっているようです。

 ・正直に言えば、カチンとくることもあります。
  でも、記者の人たちも、仕事としてそういった質問を
  ぶつけてくるわけで、個人的に僕が憎たらしいというわけ
  ではないでしょう。(p154)


■そして、決しておごらない。

 自分の才能を理解したうえで、
 素質がないと思うから、ひたすらバットを振るのです。

 ・僕は決して器用ではありません。野球の素質がある方だとも
  思わない。人より器用で素質があったならば、大リーグ1年目でも、
  ツーシームにあれだけ苦しむこともなかったに違いありません。(p108)


■本を読みながら、
 ただ、もくもくとバットを振る松井がイメージされました。

 松井に興味のある方なら、必読でしょう。
 

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・大リーグではコーチの人たちも、選手に敬意をもって接します。
  選手のフォームを勝手に変えたり、
  アドバイスを押し付けたりはしません。(p174)


 ・僕にとって「バットは体の一部です(p92)


▼引用は、この本からです。

不動心 (新潮新書 201)
不動心 (新潮新書 201)
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松井 秀喜
新潮社
売り上げランキング: 4087
おすすめ度の平均: 4.5
5 これぞサムライ魂
5 プロ中のプロ。
4 仕事の行き詰まりにも参考になります
5 松井選手の真摯な気持ちがつづられているなあ
5 小6の娘に読ませたい

【私の評価】★★☆☆☆(69点)


■著者紹介・・・松井 秀喜(まつい ひでき)

 1974年生まれ。星稜高校時代、甲子園に4度出場。
 93年ジャイアンツ入団。
 02年ニューヨーク・ヤンキース入団。
 06年5月に左手首を骨折。

─────────────────

■関連書評■
a. 「イチロー思考」児玉光雄、東邦出版
【私の評価】★★★★★

b. 「チャンスに勝つ ピンチで負けない 自分管理術」長谷川 滋利
【私の評価】★★★★☆


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