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★3文学と小説の最近の書評

【私の評価】★★★☆☆(74点)■私のこれまでの小栗忠順(ただまさ)の印象は、 幕末、大政奉還の後、茨城県あたりに流れ落ち、その後、 官軍の一味によって捕まり、斬首されたというもの。 有能でありながら、力を出し切れなかった人 という印象があります。 この本では、遣米使節の目付として渡米。 通貨の交換比率を交渉。 外国奉行となった頃には、 ...

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【私の評価】★★★☆☆(78点)■江戸時代に、 長曽祢虎徹という名刀工がいた。 その刀は「虎徹」と呼ばれ 非常に切れる名刀で、 贋物も多い。 そうした名刀がどうやって できたのかが、この本でわかります。■そこにあるのは、「自分にならできる」という 根拠のない自信。 そしてその自信から生まれる 狂ったかのようなこだわりと鍛錬。・出来る...

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【私の評価】★★★☆☆(77点)■お役所の天下りを お笑いドラマにした一冊です。 財務省と自衛隊からの二人が天下った先は、 全国中央企業振興会。 ここで、昔の不良債権の確認作業をしていく中で、 教育係の秘書と共謀して事件を起こすという物語。■金曜サスペンスになりそうなストーリーでしたが、 天下り官僚の雰囲気が笑えました。 オチが今一でした...

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楊家将〈下〉(PHP文庫)postedwithamazletat10.11.13北方謙三PHP研究所売り上げランキング:7389Amazon.co.jpで詳細を見る【私の評価】★★★☆☆(79点)■中国10世紀末の宋と遼との戦い。 強力な軍閥としての楊業と その7人の息子たちによる 騎馬による戦いが秀逸。 戦争映画と中国の歴史...

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北斗の人(講談社文庫)postedwithamazletat10.08.14司馬遼太郎講談社売り上げランキング:629125Amazon.co.jpで詳細を見る【私の評価】★★★☆☆(77点)■坂本龍馬も学んだ北辰一刀流。 この北辰一刀流を作り上げた 千葉周作という人間の人生が、 司馬風にまとめられています。 千葉周作のすごい...

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【私の評価】★★★☆☆(76点)■「楊家将」の続編です。 前回の宋の楊家と、遼の猛将耶律休哥の戦いに続き、 楊家の七郎が記憶喪失となり遼軍に加わって 楊家同士で戦うこととなります。 軍事戦略の中に 家族の思いを加えて 仕立てたというものでしょうか。■軍というものは、政治上の道具でしかないのですが、 そこで働く人は人間なのです。 冷徹...

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【私の評価】★★★☆☆(79点)■英国が世界を制覇していこうとしていた18世紀末、 大英帝国海軍の士官候補生ホーンブロワーが 先輩を見ながら成長していく物語です。 冒険あり、牢獄あり、戦争ありで 楽しく読めました。 士官候補生というのが、 企業でいうところの総合職ということで 年上の部下を使うホーンブロワーの体験は、 現代にも通じるところ...

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【私の評価】★★★☆☆(73点)■下級武士が 貧乏神、疫病神、死神に取りつかれるという コメディタッチの小説です。 主人公は、貧乏神、疫病神は 他人に鞍がえさせてなんとかしますが、 死神だけは鞍がえできませんでした。 自分には命をかけるべきことがあったし、 他人を殺すことができなかったからです。 コメディでも、出演者は極めてまじめで、 ...

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オレたちバブル入行組(文春文庫)postedwithamazletat09.09.12池井戸潤文藝春秋売り上げランキング:95056Amazon.co.jpで詳細を見る【私の評価】★★★☆☆(78点)■ちょっと気分変えに小説を読んでみました。 銀行の支店長の不正融資を暴いていく 半沢直樹課長の物語です。■著者も元三菱銀行に務めて...

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王たちの行進(集英社文庫)postedwithamazletat11.07.30落合信彦集英社売り上げランキング:116287Amazon.co.jpで詳細を見る【私の評価】★★★☆☆(73点)■1988年、東ドイツ。 そこは、今のチベットのように、 共産党に支配され、人々の移動の自由はありませんでした。 厳重な監視体制の中、多...

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【私の評価】★★★☆☆(79点)■就職活動中の大学生が、「手紙屋」と 10通の手紙のやりとりをしながら、 人生の知恵を学んでいくストーリーです。 学習塾を経営する著者の受験生へ伝えたい思いが 凝縮した一冊となっています。■まず、 「自分に向いた仕事はあるのでしょうか?」 というよくある質問に対しては、 「やってみなければわかりません」 ...

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【私の評価】★★★☆☆79点●北朝鮮が、拉致をしていたこと、百ドル紙幣を偽造していること、 核兵器を持っていること、ミサイル技術・巡航ミサイルを開発して いることは、外交上の常識のようです。 本書はフィクション・サスペンス小説仕立てですが、 こうした外交の常識を織り込んで、どんどん読ませてくれます。 ・「北の独裁国家は、これほど精巧な紙幣を作り...

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【私の評価】★★★☆☆●主人公の安男は40歳。 バブル時代に不動産で儲けたものの、 バブル崩壊で金も家族も失った、 落ちぶれた中年男です。 友人の会社にやっかいになりながら、 給料の30万円はすべて別れた妻に仕送りし、 その日暮しをしています。●そして、心臓病を患っている主人公の母が、 心臓パイパス手術が必要とわかると、 安男は、千葉の...

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【私の評価】★★★☆☆76点●フォレスト・ガンプは知能指数70、 知能に障害を持った少年です。 友達にいじめながら、バカにされながらも、 アメリカンフットボール、ハーモニカ、 卓球などに才能を開花させていきます。●ベトナム戦争に行き、反戦運動に参加、宇宙飛行士になり、 途中ではマリファナを使ったり、恋に落ちたり その時代のトピックに参加しま...

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項羽と劉邦(上)(新潮文庫)postedwithamazletat09.12.08司馬遼太郎新潮社売り上げランキング:6675Amazon.co.jpで詳細を見る【私の評価】★★★☆☆●司馬遼太郎の本はいつ読んでも面白いのですが、 この本を手にして失敗したと思いました。 項羽と劉邦という人物を中心に 「三国志」の時代を鮮やか...

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>月別(2002年7月~)