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★3文学と小説の最近の書評

【私の評価】★★★☆☆(71点)■ロドスってどこ?と 思いながら手にした一冊です。 ロドスとはロドス島のこと。 これはイソップ寓話の中で 古代競技の選手が、おれは ロドス島ですごい跳躍をしたと 嘘をつきます。 すると、それを聞いていた人が 「君が大跳躍をしたというなら、 ここがロドス島だと思って、 ここで跳べ!」と言ったという。 「...

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【私の評価】★★★☆☆(78点)■東京の書店「読書のすすめ」の 本ソムリエ・清水克衛さんから お薦めで手にした一冊です。 イワンには二人の兄がいましたが、 イワンはなぜ 馬鹿なのでしょうか? イワンは兄から金を分けてくれ! と言われれば「いいよ」 と言ってお金をくれてやります。 イワンは兄から馬をくれ! と言われれば、「いいよ」 と...

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【私の評価】★★★☆☆(70点)■半沢直樹で銀行の内部を描いた池井戸さんが、 今回は、東京第一銀行の花咲舞という 空気読めない女性銀行員を生み出しました。 花咲舞は、臨店指導グループで 業務監査をする立場。 業務監査をしながら、 情報漏洩、不正融資、 ヤクザや政治家との結び付き、 役員の言いなりの上司など 銀行の暗部を描写していきます。...

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【私の評価】★★★☆☆(71点)■1999年に書かれた 「地震の後で」という副題で書かれた 6つの短編小説です。 地震とは1995年の阪神・淡路大震災 なのでしょう。 人の命、人生についての コメントが多い印象でした。 でも、それぞれの小説が、 まったく違う場所、境遇、 不思議な空間でした。・「小説を書いていたの?」 淳平はうなずい...

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【私の評価】★★★☆☆(77点)■物語は主人公がレストランで 1982年物のペトリュス2本を がぶのみすることからはじまります。 彼は相当の金持ちなのですが、 一人で高級ワインをがぶ飲みし、 歌を口ずさんで他の客から 白い目で見られている。 家に帰っても 別荘から持ってきた高級ワインを 朝から飲んでいる。 彼の飲んだくれの生活は、 ...

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【私の評価】★★★☆☆(73点)■自分の父親をモデルにした 自伝的小説です。 父をモデルとした松坂熊吾は、 自動車関係の仕事で財をなしました。 豪快で、先を読む目を持ちながら、 人に騙されるような人情に厚い男。 母は、バツ一ながら大阪の茶屋の仲居で 身を立てていたところを 父に見初められた。■当時は、お妾さんが普通の時代です。 体を売...

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【私の評価】★★★☆☆(77点)■自殺したとされるゴッホの死因は、 自殺ではなく他殺ではなかったのか、 という仮定のもとに書かれた小説です。 売れない画家のゴッホは、 弟のテオの支援で生活し、 絵を描いていました。 さらにテオの支援で可能となった 先鋭画家のゴーギャンとの共同生活さえ うまくいかない。■ゴッホはイジメられやすい、 誤解...

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【私の評価】★★★☆☆(72点)■ナポレオン率いるフランス軍が、 エジプトに迫ろうとしている。 ナポレオンと戦ってもエジプトは 勝てるはずがない。 ナポレオンを骨抜きにするために、 何を準備するのか。 それは、書物(物語)です。・フランク族に武力で抗しても、 これは無駄かも知れませぬ。・・ ならばべつの手段に訴えるしかないでしょう・・...

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【私の評価】★★★☆☆(74点)[Amazon.co.jpで購入する]■私が生まれた頃の実話を基にした 政治小説です。 当時、電源開発が計画した 福井県の九頭竜ダム建設で 競争入札が行われました。 結果は5社中最高額を入札した 鹿島建設が落札。 他4社は最低落札価格を超えず 失格という異例の結果でした。 この工事にからみ 当時の池田...

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【私の評価】★★★☆☆(72点)■JALの機内誌で連載された 旅をテーマとした 浅田次郎のエッセーです。 浅田次郎といえば、 「一路」「壬生義士伝」といった 歴史小説から、  「椿山課長の七日間」 「天国までの百マイル」 といった人情ものまで、 私もお気に入りの作家です。 作家は嘘の世界を書く仕事ですが、 小説のストーリーは...

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【私の評価】★★★☆☆(74点)■ルーズベルトゲームとは、 米国フランクリン・ルーズベルト大統領が、 もっともおもしろいといった8対7の試合です。 この本では、会社の業績が不振の 社会人野球チームを通じて 会社とは何なのか、経営とは 何なのか考えさせられます。■コスト削減のために、 社会人野球チーム廃止を主張する 古参の専務。 創業者...

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【私の評価】★★★☆☆(71点)■藤堂高虎の視点を通して 豊臣秀吉の時代から 家康の勃興までをたどる小説です。 石田三成が、豪将から どう嫌われていたのか、 よくわかります。■嫌われたら、 天下は取れないということですね。 安部さん、 良い本をありがとうございました。───────────────■この本で私が共感したところは次のと...

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【私の評価】★★★☆☆(70点)■多くの小説が出版されていますが、 種本のあるもの、リライトしたものが かなりあるらしい。 つまり,外国の本を翻訳しただけ、 昔の本を現代語訳しただけ、 他人の日記を書き直しただけ。 どこからが盗作で、 どこからが改作で、 どこからが創作なのでしょうか。・むかしの著作物をリライトした例は, 洋の東西を問...

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【私の評価】★★★☆☆(79点)■池田屋乱刃とは、幕末、京都において 新撰組が、池田屋に集まった 尊王攘夷の志士を襲撃したものです。 各藩が一つの国家のように 独立性を持っていた当時、 日本国として外国にどう 対応していくのか。 当時の武士は命を懸けて、 主導権を取ろうと 動いたことがわかります。・朱子学は、土佐人独特の武士道概念を融...

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【私の評価】★★★☆☆(75点)■大阪の天才発明家が亡くなった。 天才社長を失った会社は、 存続の危機に陥る。 若き日に銀行の担当者として 天才発明家との仕事で育てられた芝野は、 残された女社長とともに 再建を決意する。 芝野が"事業再生人"となったのは、 この発明家との仕事を通じて 経営の大切さを学んだからなのだ。・世の中で一番大事...

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