■西日本では、戸立ての7割がオール電化住宅です。
オール電化住宅とは、IHクッキングヒーター、電気温水器、
蓄熱暖房機(西日本では蓄熱暖房機除く)を備えた住宅です。
この本では、導入費用が割高なオール電化を
いかに普及させたかがわかります。
■不思議なことですがオール電化は、イメージは高級であるものの、
その良さが伝わっていない商品です。
火力が強く、お掃除カンタンのIHクッキングヒーター、
ランニングコストの安くて、やわらかいお湯を供給してくれる
電気温水器。
まず、はじめに行うことは、こうしたオール電化の
UPS(強み)をしっかり理解して、
そのワクワク感をお客様に伝えることです。
■次に行うのは、口コミです。
家族を含め知っている人すべてに、
「ワクワク商品」を紹介していくのです。
そして、実際にオール電化を購入した顧客が、
次の顧客を紹介してくれることを最終目標としています。
・「花火作戦」とは、「家族」、「職場」、「友人・知人」、
「近隣」など、自分のまわりのすべての人々を「全顧客化」して、
「その商品の評判を拡散させる」作戦です。(p162)
■中身としては、通常の営業ノウハウの集大成ですが、
それまで営業のなかった電力業界には
未知のものだったのでしょう。
良さが知られていないオール電化と、
営業ノウハウを学んだ電力業界の組み合わせが、
オール電化の普及に繋がったように感じました。
本の評価としては、★4つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・営業マンは積極的に(その商品が使われている)現場に出向いて、
お客さまが「その商品をどのように使い、どのような点に魅力を
感じているのか」を徹底検証する必要があります(p76)
・私の知人に「締め切りは月末ではなく、『毎月20日』に
設定している」営業マンがいます。・・・20日間でノルマが
達成できれば、残りの10日間前後で「翌月の契約に向けた仕かけ」
に注力することができます(p194)
・「いった・いわない」のトラブルを防ぐためにも、「商談シート」に、
「商談の日時」「その日の打ち合わせの内容」「次回までに確認しておくこと」
「先方の要望」などを書き込んでおく(p206)
▼引用は、この本からです。
中経出版
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この本のいいところ
「知っている」より「やっている」かどうか
わかりやすい。すぐに実行できそう。【私の評価】★★★★☆(80点)
■著者紹介・・・田原 祐子(たはら ゆうこ)
株式会社ベーシック代表取締役。営業戦略コンサルタント。
1959年生まれ。外資系人材派遣会社、住宅経営コンサルタントを経て、
1998年研修・コンサルティング業務を柱とする株式会社ベーシックを設立。
オール電化のカリスマと呼ばれている。
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■関連書評■
a. 「「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!」高田 靖久
【私の評価】★★★★★
b. 「仕事のヒント」神田 昌典
【私の評価】★★★★☆
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