「THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略」テイラー・ピアソン

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THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略 (T's BUSINESS DESIGN)

【私の評価】★★★★☆(82点)


■2008年のリーマンショックの影響で
 大手企業に就職できなかった著者は、
 ベンチャー企業で修行し、
 現在は起業家を支援しています。


 米国ではインターネットの拡大により
 大手企業が消滅したり、
 単純作業が外国に移転しつつあります。


 世界がインターネットでつながっている今、
 付加価値を作れない人の仕事は
 失われつつあるのでしょう。


・オンライン音楽配信サービス・・CDショップ・・
 オンライン写真共有サービス・・写真を現像・・
 SNS「LinkedIn」も、企業の採用担当者の
 仕事を食っている・・ 
 テクノロジーの進化によって
 消えつつある仕事は多い(p49)


■さらに米国では、
 インターネットと国際化により
 益々起業が簡単になっています。


 資金はクラウドファンディングや、
 ベンチャーキャピタルが
 受け皿となる。


 給料の安い発展途上国の従業員を雇い、
 インターネットで連携しながら、
 仕事を進めることが容易。


 拠点を途上国に置くことも
 安価に可能のなのです。


・ロサンゼルスの起業家ジェシー・ローラー・・
 アメリカ人の従業員は二人しかいない。
 ジェシーはチームの半数が拠点にしている
 ベトナムに住んでいて、チームの残りのメンバーは
 イギリスやインド、フィリピンなどにいる(p39)


■著者は、副業から小さく始めることや、
 ベンチャー企業での修業を
 勧めています。


 それは起業に伴うリスクを
 小さくするためでしょう。


 ピアソンさん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・僕はベンチャー企業で働きながら、
 起業家としてのスキルを
 身につけることができた(p196)


・徒弟制度の考え方はシンプルだ。
 あなたは5~10年後の自分の
 見本となるような人を見つけ、
 こう契約を持ちかける。
 「給料は多くなくてもいいので、
 働かせてください・・そのかわり、
 仕事を通じて学ばせてください。・・
 自分の金ではなく、他人の金を使って
 学びの場を得るということだ(p194)


・起業家の多くは、まずは副業としてビジネスを始め、
 ある程度軌道に乗ったところで、
 フルタイムのコンサルティングや請負業に移行したり、
 自社製品をリリースしたりする(p180)


・参入障壁はもはや資本力でも
 学歴でもないということだ。
 ビジネスを始めるのに必要なものは、
 インターネットで無料または
 低価格で手に入る経営資源と、
 ハードワークだけだ(p191)


・起業はかつてないほど低リスクで、
 誰もが始められ、
 儲かりやすいものになった(p12)


・2001年を境に、インターネットを使えば
 できる仕事は、海外に移動し始めた。
 高度な専門知識を必要とする仕事も
 例外ではない。この傾向は、
 ますます強まっている(p33)


・昨今の紙媒体の衰退の流れのなかで、
 多くのメディアが統合され、
 中小の新聞が次々と廃刊になっていく。
 あなたがどれだけいいジャーナリストであろうと、
 この流れには逆らえない(p230)


・インターネットは流通の生産の可能性を広げ、
 5年前や10年前には存在しなかった
 市場や産業を生み出した。
 僕たちは人類史上最高に、
 起業が簡単で、安全で、
 儲かる時代に生きているのだ(p99)


・多くの人が、今よりももっと価値のある、
 大きな何かに向かって進むべきだという
 感覚を持っている。しかし、実施にそれを
 行動に移している者はわずかしかいない(p292)


・価値を生まない仕事を10年以上も続けた結果、
 家族や住宅ローンを抱えて40歳の稼ぎ盛りのときに、
 機械やフィリピン人に仕事を
 奪われてしまったとしたら・・
 あなたはまさしく感謝祭の七面鳥と同じく、
 消えてゆく運命にあるのだ(p120)


・働けば働くほど豊かになった
 時代の終わり(p212)


・学歴にもはや価値などない(p54)


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【私の評価】★★★★☆(82点)

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■目次

PART1 雇われが破たんする時代が到来した
 CHAPTER01 グローバル化の真相
 CHAPTER02 加速するテクノロジーの力 未曾有の技術革新
 CHAPTER03 学歴にはもはや価値などない
PART2 起業家精神を持つ人だけが突出する時代が来た
 CHAPTER04 起業家経済(西暦2000年~?年)の扉が開いた
PART3 起業はかつてないほど簡単になった
 CHAPTER05 21世紀、「果ての国」で成功する秘訣
PART4 起業家は学歴がなくても富を手にできる
 CHAPTER06 製造コストは低下している
 CHAPTER07 起業をあきらめる必要がない理由
 CHAPTER08 毎日、新たな市場がつくられる時代
 CHAPTER09 段階的な起業のすすめ
 CHAPTER10 徒弟制度(アプレンティスシップ)があらためてアツい
PART5 起業はかつてないほど儲かるようになった
 CHAPTER11 起業家的な働き方で得られるもの、その1「金」
 CHAPTER12 起業家的な働き方で得られるもの、その2「自由」
 CHAPTER13 起業家的な働き方で得られるもの、その3「意味」



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