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なぜ外国人に生活保護受給者が多いのか「在日特権と犯罪」坂東忠信

2018/01/01公開 更新
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在日特権と犯罪


【私の評価】★★★★☆(86点)


要約と感想レビュー

生活保護「なめんな」ジャンパーの理由

生活保護「なめんな」ジャンパーを、市職員が自費で制作して問題となったニュースがありました。そのジャンパーには、"彼らの不正を見つけ、私たちは彼らを追い、適切な処置を行うために不正を罰する。もし彼らが不当に利益を得るために私たちを騙そうとするならば、私たちは言いたいことを言います、彼らは危険です!"と記載されていたという。


なぜ、彼らはこんなジャンパーを作ったのか、知りたくなってこの本を読みました。まず、国籍別の生活保護受給世帯と受給率のデータを見てみましょう。


国籍
総世帯数
支給率
日本
5085万7365世帯
2.60%
韓国・朝鮮
19万0246世帯
14.20%
中国
23万8147世帯
1.60%
フィリピン
3万8540世帯
10.90%
ブラジル
6万5125世帯
2.20%
米国
1万8035世帯
0.60%
外国籍総数
109万3139世帯
3.60%
2010年、総務省人口統計資料と厚生労働省被保護者全国一斉調査より(p79)


在日朝鮮人63万人のうち46万人が無職

上記のデータを見るとわかるように、韓国・朝鮮・フィリピンの異常な生活保護の受給率!を見てください。在日外国人の場合、通名が許されているため、いくつかの隠し口座を持つことで所得を隠して生活保護を受給している人が多いという。例えば、在日本大韓民国民団ホームページの「年度別人口推移」によると、平成11(1999)年当時の在日朝鮮民族人口は63万6548人。うち46万2611人が無職だという。著者は、「どうなってんだよ!」と叫んでいます。


さらに、韓国・朝鮮の人は、弁護士と一緒に窓口にやってきて窓口の人に圧力をかけるらしい。なぜ、このようなジャンバーを作ったのか、担当者の苦しみと使命感が少しわかりました。


・在日朝鮮民族の場合、生活保護の受給申請時には民団もしくは総連のツテで弁護士を帯同することが多いそうで、それだけで窓口は腰が引け、弁護士が騒ぎ出したら面倒になること間違いなし・・(p76)


在日朝鮮人には旨味がある

なぜ在日朝鮮人は世代が変わっても、何年も経っても、日本に帰化せず、世襲外国人として日本に滞在しているのでしょうか?それは、今のままで日本に滞在することに、旨味があるからなのです。例えば、在日朝鮮民族の生活保護受給率が飛び抜けて高いことに注目してみると、高齢者の受給世帯が多いという。つまり、これまで年金積立をしていないため、生活保護を利用するに至ったケースが多く、実際に受け取る金額も、年金受給より生活保護受給のほうが圧倒的に多くもらえるという点が、正直者がバカを見る社会を作っていると著者は主張しています。


そもそもの問題は、こうしたジャンパーを問題化するマスコミが、問題の本質を報道しないことなのでしょう。日本は真面目に生活保護を支給しようとする人が罰せられる、正直者がバカを見る社会なのです。この本では、年金積立をしていない在日朝鮮人が、年金より高額の生活保護をもらっているという正直者がバカを見る制度の見直しを提言しています。

 
また、外国人には通名の使用が認められており、通名名義による多くの隠し口座が存在しているという。なお、平成24(2012)年4月1日から免許証など公的な身分証明、ナイナンバーカードなどには必ず本名が明記されることとなり、通名の問題も解決する方向となっています。外国人の扶養控除を利用した脱税にも目に余るものがあるという。こうした課題に対して真面目に対処しようとする人が、評価される社会になってほしいものです。


犯罪者の比率が多すぎる朝鮮人

日本人を含めた受刑者全体のうち、韓国朝鮮籍の割合は2.15%です。日本国内にいる韓国朝鮮籍の人口割合は0.39%しかないのに、つかまる犯罪者は2%なのです。


さらに、在日朝鮮民族の場合は、逮捕されても通名で報道されます。被疑者の写真が掲載されても通名が日本風であるため、読者や視聴者はそれが外国人の犯行であることにさえ気がつかないのです。


・平成21(2090)年中の刑法犯に限定したデータを元に、日本人を「1」とした場合の国籍別の犯罪検挙率(p157)
国名
犯罪検挙率(日本を1とした場合)
日本
1
中国
4.05
韓国朝鮮
3.24
タイ
3.66
フィリピン
2.55
ベトナム
7
アメリカ
2.27
ブラジル
2.22
ペルー
3.7


そして、この在日朝鮮民族の人口を超えて日本に定着しつつあるのが中国(平成27<2015>年の登録者数は71万4570人)人なのです。もう少し調査を継続します。坂東さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・会計検査院の調査によると、外国人と結婚した日本人や、海外に家族を残して日本で働いている外国人のうち、扶養控除の額が年間300万円以上の者の扶養控除の状況として、扶養家族の人数は平均10.2人に上り、中には26人が扶養家族になっているケースもあった・・扶養する家族が多いために扶養控除の額が非常に多額となり結果的に所得税が課税されていない人が、調査対象の6割近くに上がっている(伊田雅彦)(p71)


・戦後の日本は、朝鮮出身であることから日本国籍を離脱した朝鮮半島出身者の帰国事業を展開し、希望者を募集して帰国を進めました・・・終戦直後から在日朝鮮民族の一部が「戦勝国民」を名乗り、駅前の土地を占拠するなどの暴力的組織活動を展開したからです。この時に中心的役割を果たした組織が、「在日朝鮮人連盟」でした(p39)


・戦後のドサクサにまぎれ、在日朝鮮人の一部は「朝鮮進駐軍」などと名乗って暴力活動を展開し、彼らが奪った土地は今に至るまで在日朝民族の子孫に引き継がれパチンコ屋になったりしているのですが、これらの土地の強奪や殺人を始めとする暴力行為があまりにひどく・・警察だけでは押さえ込むことができないほどでした。そこでGHQがこれを鎮圧(p41)


・外国人の万引きはこっそりしていないどころか、複数で入店するくせに見張りも立てず、各人が一斉に商品棚から荷物を掴み取ってバッグに突っ込んだ後、一斉に逃走します(p143)


▼引用は下記の書籍からです。
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坂東忠信
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【私の評価】★★★★☆(86点)


目次

第1章 国際感覚を取り戻せ
第2章 移民国家日本の歴史
第3章 「犯罪特権」と「嫌韓」
第4章 日本の今後と外国人



著者経歴

坂東忠信(ばんどう ただのぶ)・・・元警視庁刑事、通訳捜査官。宮城県生まれ。昭和61年警視庁巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。中国人犯罪の捜査活動に多く従事。平成15年、勤務18年で警視庁を退職。退職後は作家として執筆、保守論壇に加わっての講演活動を展開


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