「いつも怒っている人も うまく怒れない人も図解アンガーマネジメント」戸田久実

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いつも怒っている人も うまく怒れない人も 図解アンガーマネジメント

【私の評価】★★★★☆(80点)


■アンガーマネジメントとは、
 アンガー(怒り)を制御すること。


 「怒り」に支配された人は、
 一歩間違えば、
 カラオケコントローラーで
 人を殴ってしまう。


 殴らなくても
 その悔しさや寂しさといった
 気持ちは伝わるはずなのです。


 いかに効果的に
 相手に自分の気持ちを伝えるのかが
 アンガーマネジメントなのでしょう。


・怒りは自分の気持ちを
 伝えるための伝達手段(p48)


■怒りは決して悪い感情では
 ありません。


 人は、
 自分を否定されて悔しかったのか、
 (自己重要感の減少)
 反発する部下を許せなかったのか、
 (自己重要感の危機)
 年下上司にイライラするのか、
 それさえ理解していない。


 自分の感情がわからなければ、
 自分の感情をどう表現するのか、
 考えることはできないのです。


 もし、自分の感情のパターンがわかれば、
 そのとき自分はどうするのか、
 どういった表現で相手に伝えるのか、
 練習することができるのでしょう。


・怒りの原因を、何か、誰か、
 出来事のせいにする人がいます。
 でも、原因はそこにありません。
 怒りの原因は、
 「自分自身のゆずれない価値観=べき」
 からきています(p76)


■この本では、
 自分の感情を抑えるのではなく、
 相手の意見を受けとめたうえで、
 自分の考えを相手に伝えることを
 推奨しています。


 「そうだよね、わかるよ」からの
 アサーションですね。


 怒りをただぶつけてもケンカに
 なるだけですし、
 相手に伝えなければ、
 伝わらない。


 黙っていれば、さらには
 相手が自分を舐めてかかるかも
 しれないのです。


 戸田さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人間は、心と身体の安心や安全が
 脅かされそうになったときに怒りを感じます。
 そのため、怒りは身を守るための
 感情ともいわれています(p40)


・あなたは、バカにされて「なんだと!?」と
 怒りを覚えたことがありませんか。
 怒りをバネにして何かを
 達成したことがある経験が、
 一度はあるのではないでしょうか(p73)


・「怒る」「怒らない」の境界線を明確にしよう・・
 自分にとって何がOKで何がNGなのか、
 境界線がはっきりしていると、
 「私は〇〇を大切にしています」ということを
 相手に伝えやすくなります(p82)


・人は3つのタイプに分かれます。
 ・攻撃的なタイプ・・相手を抑えて自分を通す
 ・受け身なタイプ・・自分を抑えて相手ばかり立てる
 ・伝え上手タイプ・・自分の意見も伝え、
           相手の意見も受けとめる
 あなたはどのタイプにあたるでしょうか?(p104)


・伝え上手タイプの口ぐせ
 ・率直に正直に表現
   そう言われると、正直なところ、私も戸惑っちゃうな・・
 ・相手の意見を受けとめた話し合い
   〇〇さんはそう考えているんだね。
   私はそれに対してこう思っているのだけど、どうかな?
 ・歩み寄り
   代わりにこういう案もあるけど、
   検討してもらえないかな?(p111)


・言いたいことをはっきりさせるときのルール
 1 一番言いたいことを1つ決める
 2 こうしてほしい+理由を伝える
 3 感情的にならずに伝える(p119)


・叱るときの基準をはっきりさせるときのルール
 1 そのときの気分によって変えない
 2 人によって変えない
 3 関わる人たちの間でルールを
   共有しておく(p121)


・怒りを記録する・・
 効果
  ・書くことでクールダウンできる
  ・どんなことで怒りがわくのか、
   傾向や特徴がわかるようになる
  ・自分の怒りの元である「べき」が
   わかるようになる(p133)


・怒りが長引くタイプの人は、 
 過去や未来に思考が飛びがちです・・
 そこで、過去や未来に思考が
 飛んでいる自分に気づいたら、
 「いま、ここ」に意識を戻します(p158)


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■目次

Part1 アンガーマネジメントってなんだろう?
Part2 怒りにはどんな特徴があるの?
Part3 怒りはこうとらえよう
Part4 怒りはこう扱おう
Part5 怒りがわいたときの対処法



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