「悪魔を出し抜け!」ナポレオン・ヒル

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悪魔を出し抜け! (文庫)

【私の評価】★★★★☆(81点)


■「思考は現実化する」の後に、
 ナポレオン・ヒルが書いた一冊です。


 98%の人間は親、教師、社会から
 影響を受けて、悪魔に支配されて
 しまうのだという。


 悪魔に支配された人々は、
 失敗と貧困を恐れるため挑戦せず、
 批判を恐れるためすぐに諦め、
 自分と目標を見失ってしまう。


 それだけ、失敗、貧困、批判は
 人を保守的にし、挑戦を妨害する
 強力な悪魔の武器なのです。


・人間は学校を卒業するとすぐ、
 生計を立てること以外の何の明確な計画や
 目標もなしに、最初に見つけた仕事につく。
 これにより、私(悪魔)は彼らに
 「流される」ことを教えるのだ。
 このトリックを使って、私は何百万もの
 人間を貧困という恐怖の中に
 一生閉じ込めておく(p140)


■こうした悪魔のマイナス思考は、
 人の習慣の中に浸透していきます。


 人はいとも簡単に、
 考えない習慣、
 やりたいことをやらない習慣、
 失敗したら諦める習慣に
 捕らわれてしまう!のです。


 こうした習慣から離れるためには、
 意識的にこうした習慣から
 離れるしかありません。


 自分の信念しか、
 悪魔から離れる方法は
 ないのです。


・ヒル:本物の「考える人」が
   なかなか現れないのはなぜですか?
 悪魔:批判されることを恐れるからだ!・・
   批判への恐怖は私(悪魔)が人間を
   鞭打つのに使える唯一の武器なのだ(p214)


■この本が70年間出版されなかったのは、
 この本が学校や教会が否定的な考え方を
 広めている!と批判しているからでしょう。


 そもそも、学校は経営者を
 育成するようにはなっていないし、
 成功者の作り方も知らないのです。


 仮に知っているとすれば、
 学校という事業によって
 世界一の金持ち組織に
 なっているはずだからです。


 ヒルさん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私自身の経験から言うと、
 「失敗」に見舞われたときほど
 成功に近づいているときはない。
 なぜなら、そういうときにこそ
 人は考えざるを得ないからだ(p25)


・世の中には、自然に調和的な関係を持てる
 相手もいれば、それと同じくらい自然に
 衝突してしまう相手もいる。
 良好な人間関係を作り、それを保つためには、
 自然に調和的な関係を持てる相手とだけ
 つき合うことが不可欠となる(p354)


・幸福を見つける唯一の方法は、
 他者が幸福を見つける
 手助けをすることである(p37)


・新しい祈り方・・
 欲しいものをあれこれとねだるのではなく、
 すでに持っているものを
 自分が無駄にしないようにと祈る(p79)


・信念を持つと、人は第六感への扉が開き、
 そこを通してパワーと情報を
 得られるようになる(p85)


・私は、カーネギーを始め五百人以上もの
 成功者から、職業や社会的地位に関係なく、
 大きな成功を収めた人は必ずマスターマインド
 (一つの明確な目標を達成するために
 二人もしくはそれ以上の人間の間で築く
 調和のとれた協力関係)を活用していた
 ことを教えられていた(p92)


・人間の意識とは習慣の積み重ねにすぎない。
 私(悪魔)は人間の意識の中に
 一つひとつ習慣を作り上げ、
 最後にはその意識を完全に支配するのだ(p123)


・ヒル:どんな方法を使って人間を
   「流される」ように仕向けるのですか?
 悪魔:非常に効果があるのは「失敗」だ!
   ほとんどの人間は、何かにぶつかった
   とたん「流される」ようになる。
   二度三度と失敗しても挑戦し続けることが
   できるのは一万人に一人もいない(p175)


・それまでただ習慣で歩いていた道が
 とうとう行き止まりにきてしまった、
 その状態が失敗なのだ。
 行き止まりまで来てしまったら、
 その道はあきらめて、
 別の道を行くしかない。
 それが、新たなリズムを作り出す
 ということなのだ(p342)


・私の学んだことの一つは、
 とても乗り越えられそうにないような
 困難に直面したときでも、
 その気になりさえすれば、
 自分のことはいったん忘れ、
 もっと過酷な境遇にある人に
 手を差し伸べることで、
 自分の困難もうまく克服することが
 できるようになるということだ(p76)


・どんな逆境にも必ずそれに見合うだけの
 成功の種が含まれているということを
 知っている人間は少ない。ましてや、
 一時的な敗北と本物の失敗の違いが
 わかる人間はほとんどいない(p337)


・逆境に陥ると、人間は虚栄心とうぬぼれから
 解放される。また、他人の協力なしには
 何事も成功しないということに気づき、
 利己的でいあれなくなる(p355)


・ヒル:人間が知恵を得るのは、
   どういうときが多いのでしょう?
 悪魔:逆境と失敗のときだ。
   大自然はこの二つの共通言語を使って、
   準備のできた人間に知恵を分け与える(p389)


・人生経験の少ない若者は、一時的な成功を
 永久のものと勘違いしやすい。
 彼らはややもすると成功しようと躍起になって、
 反道徳的で不正な計画を実行するが、
 たとえ成功してもそれは一時的なものにすぎず、
 夜のあとには必ず朝が来るのと同じくらい確実に、 
 その先には何らかのペナルティが待っている。
 それを彼らは見落としているのだ(p267)


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■目次

第1章 アンドリュー・カーネギーとの出会い
第2章 「もう一人の自分」の偉大なる力
第3章 悪魔との対話
第4章 「流される」習慣
第5章 最も重要な告白
第6章 ヒプノティック・リズム
第7章 引き寄せの法則
第8章 代償の法則
第9章 善と悪は、常に同時に存在している
第10章 自制心について
第11章 成功は、常に過去に経験した失敗の数に比例している
第12章 「無限の知性」とつながる



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