「小さくても勝てます」さかはらあつし

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小さくても勝てます

【私の評価】★★★★★(96点)


■新宿のさえない理容店の
 跡取りとなった主人公が、
 関西弁の経営コンサルタントと
 お店を繁盛店にする物語です。


 なんと理容店「ザンギリ」は実在し、
 ストーリーも実話。


 知識はないが前向きな主人公と、
 口は悪いが実力派コンサルタントが
 出会い、お店を変えていきます。


・ずっと店にこもらず、
 新しいアイデアを求めて街に出なあかんで・・
 『犬も歩けば棒に当たる』作戦や。
 アイデアは店の外にあるんや(p161)


■まずチラシを配る・・効果がない。
 この店は地域密着型と気づき、
 既存のお客さまのためになる
 サービスを増やすことにしました。


 超音波メガネ洗浄機。
 名言カードプレゼント。
 靴磨きサービス。
 顔写真撮影サービス。


 こうして、
 "出世するビジネスマンが多い理髪店"
 というブランドが
 作られていったのです。


・社会てな、新しいことをするヤツが出てきたら、
 最初はみんな鼻で笑う。そして、
 成果が少し出始めるみんなで無視するんや。
 それでも我慢して続けていると、邪魔するヤツ、
 嫌がらせするヤツが出てくるんや・・
 嫌がらせするヤツが出てきたということは
 一人前になったということや(p245)


■単なる経営理論だけではなく、
 実際に何をするのか、
 どういった困難がやってくるのか
 伝わってきました。


 コンサルタントが関西弁なのが
 いいのかもしれません。


 さかはらさん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・好きなことがある、
 儲からんでもどうしても
 やりたいことがあるいうんは、
 才能があるいうことや(p38)


・何の話を聞いてもメモを取れ。
 取って、取って、取りまくれ。
 成功するまでメモを取りまくってた人が、
 メモを取らなくなってから
 経営がうまくいかなくなった、
 という話は一杯ある(p84)


・スタッフ全員を主人公にするのが、
 人材活用のポイントや(p180)


・その仕組みを知った者が成功するんや。
 だから、何か興味を引かれるような
 新しいことに出会ったら、
 その理由は何かな?と
 徹底的に考えるんや(p93)


・部下ができたら、手順を教えて
 徹底することが大切。
 そして、誰もやったことのない
 新しい仕事を任されたら、
 手順を作るのだと思って
 やるのがいい(p126)


・アメリカのいた頃は、
 キレイなトイレがあって、
 美味しいコーヒーが飲めるくつろげる場所、
 というのがスタバやった(p246)


・君が『理容は奥の深い立派な仕事や。
 おまけに儲かる仕事や』ということを
 やってのけ、証明してみせたら、
 業界中が『右へならえ』やろ・・
 君は自分でやってみせることで業界全体に
 ビジョンを与えるんや・・
 ある意味、責任はもっと重く、
 やり甲斐があるはずや(p260)


・非合理的に決めた志を、
 合理的に追いかけた者だけが、
 志を達成するんや(p38)


・学びは最高の自己投資なんやで。
 しかし、わかってるヤツでも、
 たいていの連中は忙しさを
 理由にやらない(p58)


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【私の評価】★★★★★(96点)

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■目次

第1章 戦略的発想で志を追いかける
第2章 ビジネスを理解すればチャンスが見える
第3章 手順を考え、数字で表現する
第4章 自分らしさが発揮できる局面で戦う
第5章 情報の発信で追い風をつくる
第6章 ビジョンを共有し、ブランドで約束する
第7章 新しさを取り入れながら、変わり続ける



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