「死海文書のすべて」ジェームス・C. ヴァンダーカム

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死海文書のすべて

【私の評価】★★☆☆☆(62点)


■聖書について全く基礎知識のない私には、
 まったく興味の持てない内容でした。


 驚いたのは、紀元前の文書が
 残っているということ。


 そしてそれを分析できる装置が
 開発されているということ。


■日本では古代の文書は残っていませんが、
 祖先が残してくれなかったのが
 残念です。


 ですから私たちも子孫のために、
 読んでくれることを信じて
 文書を残すべきなのでしょう。


 ヴァンダーカムさん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ドレヴァーの報告によれば、三人のベドウィンの羊飼いが、
 1947年の冬か春に、司会の北西岸のクムランと呼ばれる
 地域にいた・・洞窟の中で、どれもが二フィート近くある
 壺を10個発見する。二つを除いてはどれもが空であり、
 彼は失望する。二つのうちひとつには泥が詰まっており、
 ひとつには三つの巻物が収められており、その二つは
 亜麻布で包まれていた。(p24)


・1951年の10月に、クムランから二、三マイル離れた
 ワディ・ムラバアートの地域にある洞窟群の中で、
 写本の断片を発見する・・(p35)


・ハーバード大学のフランク・ムーア・クロスは、
 1961年に、クムランとその写本の書体に関する
 標準的な研究書を出版する。
 彼は巻物の書体学上の年代を三つの時期、
 すなわち古典古代期(前250-150年)、
 ハスモン期(前150-30年)、
 ヘデロ期(前30-後68/70)に区別し・・(p50)


・加速器質量分析(AMS)・・旧来のカーボン14テストで
 必要とされた量よりも微量の0.5ないしは1.0ミリグラムの
 有機物の試料ですむ。(p53)


・旧約聖書の諸文書の著作年代は、
 これまで大いに議論されてきた・・
 モーセが最初の五書を著したと長い間信じてきた。
 だが、たとえこの手の主張を受け入れたとしても
 (それを支持する直接的な証拠は何もない)、
 著作年代は未解決のまま残される。何しろ、
 モーセの存命した時期も論争事項の
 ひとつだからである(p223)


・1993年には、古代聖書写本センター(クレアモント)、
 ジェット推進力研究所、ウェスト・セミティック・リサーチの
 専門家たちの合同チームが、マルチ・スペクトル
 画像処理(MSI)の技術を使う、
 赤外線による新型のテストをはじめた・・
 断片上の文字が、いや一枚目の羊皮紙の表にこびりついた
 二枚目の羊皮紙の断片でかぶされている文字でさえ
 今や鮮明に読みとれるのである(p346)
 

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【私の評価】★★☆☆☆(62点)



■目次

第1章 諸発見
第2章 写本概観
第3章 クムラン・グループとは?
第4章 クムランのエッセネ派
第5章 巻物と旧約聖書
第6章 巻物と新約聖書
第7章 死海の巻物論争



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