「戦争と農業」藤原 辰史

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戦争と農業 (インターナショナル新書)

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■工業化が進んだ二十世紀は、
 戦争による大量殺りくと、
 科学技術による農産物の大量生産が
 可能となりました。


 農業では、農業機械、化学肥料、農薬、
 そして品種改良により、
 爆発的に増えた人間に相当する
 大量の食糧を生産することができたのです。


■京都大学の先生のようですが、
 事実の羅列でとりまとめがいまいちでした。


 今後、我々はどうしていけばよいのか、
 建設的な考え方が必要なのでしょう。


 藤原さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・伊勢神宮の神宮徴古館・農業館を訪れたとき、
 飢饉のなか種籾を食べずに守って餓死していった
 義民の絵が飾ってあったのを覚えていました(p18)


・日本では、山地の草を灰にしたり、人糞尿を使ったり、
 江戸時代からは特に綿花などの商品作物向けに
 干鰯(ほしか)や鰊粕(にしんかす)、菜種粕なども
 使用されていましたので、家畜の糞尿はそれほど
 重要な肥料ではありませんでした(p27)


・EUで禁止されているにもかかわらず、
 日本で使われているネオニコチノイドという農薬が、
 最近、よく見られるミツバチの突然の全滅に
 関わっているという主張も指示されるように
 なりました(p37)


・モンサントが特許を持つ大量の遺伝子組み換え大豆、
 綿花、トウモロコシの種子を長い間買わされている
 アルゼンチンの農村で、農薬被害が深刻化し、
 甲状腺異常、ガンの発生、子どもの先天異常が
 増えていることも指摘されています(p42)


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戦争と農業 (インターナショナル新書)
藤原 辰史
集英社インターナショナル
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■目次

第一講 農業の技術から見た二十世紀
第二講 暴力の技術から見た二十世紀
第三講 飢餓から二十世紀の政治を問う
第四講 食の終焉
第五講 食と農業の再定義に向けて
第六講 講義のまとめと展望



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