「歩き続ければ、大丈夫。---アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙 」佐藤 芳之

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歩き続ければ、大丈夫。---アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙

【私の評価】★★★★☆(87点)


■アフリカでマカダミアナッツを生産し、
 世界5位にまで成長させ、
 現在は、バイオ消臭・肥料事業を
 アフリカで展開している佐藤さんの
 一冊です。


 佐藤さんは、考えるまえに
 行動するタイプ。
 計画や計算は苦手ですが、
 チャレンジは得意だったのです。


 まず、自分のやりたいことを
 やってみよう!
 というのが佐藤さんの持論です。


 だいたい新しいことの
 9割は失敗するのですから、
 数を撃つ必要があるのです。


・人間には、考えてから走り出すタイプと、
 走りだしてから考えるタイプ、
 大きくわけて二種類います。
 私は完全に後者で、頭で考えるよりも
 足が先に出てしまいます(p62)


■そしてやりたいことであれば、
 障害は問題ではありません。


 自分のやりたいビジョンを
 実現するためのプロセスの一部、
 ドラマなのです。


 それを乗り越えた向こうに
 成功があるのです。


 さらにそれが人のため、
 地域のためになるのであれば、
 さらにやる気が出るというものでしょう


・「大変なことなんて、まったくなかった」・・
 自分が前に進むためにやっていることが
 つらいはずがないのです。
 本当にやりたいと思えば、
 いくら大変なことがあっても人はやり抜きます。
 「大変」「つらい」と感じるのは、
 本当にやりたいことをやっていないからでは
 ないでしょうか(p133)


■若い人へのアドバイスは、
 「やってみなはれ」
 です。


 やってみないと分からない。


 やって合わないなら
 辞めればよい。


 そして次のステップに
 進めばよいのです。


 佐藤さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・みなさんは今、
 やりたいことをやっていますか?(p3)


・私は「夢」という言葉が好きではありません。
 ふわふわとしていて「今日の行動」に
 つながらないイメージがあるからです(p4)


・燃える情熱より、消えない情熱(p6)


・苗を地面に植え、そこからナッツの実が
 収穫できるようになるまで
 最低七年かかります(p8)


・英語に「Be somebody, not nobody.」
 という表現があります・・
 小粒でもまわりから
 「アイツ、なかなかやるじゃないか」
 と思われるような人物になりなさい。
 そういうニュアンスのある言いかたです(p26)


・何に情熱を傾けて生きるか。
 それはそう簡単に見つかるものではありません。
 運もある。・・今は、
 「サンバディになりたい」という
 漠然とした欲求でいい。
 自分のアンテナに反応して、キラキラした破片を
 拾い集めていけばいい(p31)


・私が若い人に伝えるアドバイスも、
 やっぱり「やってみなはれ」なのです。
 失敗するとわかっていても、
 やらないよりやったほうがいい。
 自分自身の経験からしても、
 そう思うからです(p35)


・大きな夢を叶えようとすれば、
 必ず壁にぶち当たります・・
 不安なんて、ないようがいい。
 不安がない状態こそ、幸せ。
 そう思うかもしれませんが、
 実際のところ、不安がないという
 状況はつまらないものです(p44)


・自分でも、本当に不思議だなあと
 感じるのですが、とにかく走り続けていれば、
 しかるべきタイミングでしかるべき人が
 あらわれて力になってくれます(p70)


・奴隷のようにナッツの栽培・収穫を
 させられてスズメの涙のような賃金を
 受け取るだけだった従来のスタイルから、
 自分で自分の木を育て、その実を
 ケニア・ナッツに供給し、きちんと
 現金収入を得られるシステムに
 したのです(p104)


・ココアの木を農民一人ひとりが所有し、
 栽培して実を収穫します・・
 ココア農場で働く人の表情は、
 いきいきしていました。
 部落から無理やり連れてこられて
 殴られたり打たれたりしながら
 奴隷のように働いている紅茶農場や
 コーヒー農場の農民とは、
 全然違っていたのです(p51)


・人は誰でも、自分のやりたいように
 やりたいものです・・
 そして、やりたいことをやっている時に
 人は才能をフルに発揮させ、
 倍々のスピードで成長していきます(p110)


・何か新しいことにチャレンジしたら、
 九割くらいは失敗します。
 物事の成功率とは、
 そのくらいのものです(p146)


・アフリカから母に宛てた昔の手紙に、
 私はこんなふうに書いたそうです。
 「10代は身体を鍛える、20代も身体を鍛える。
 30代は社会の人間として形をつくる。
 40代は夢中で仕事をする。
 50代は仕事を拡大する。
 60代は新しい仕事を始める」(p184)


・英語に、「Today is a good day to die」
 という表現があります・・意味するところは
 「今日が人生最後の日だとしても、
 やりたいと思えることをやりなさい」
 ということでしょう。やろうと思えば、
 やりたいことは何でもやれる。
 そういう恵まれた時代と場所にいるみなさんには、
 数えきれないほどの「最後の日」を
 全力で生きてほしいと思います(p200)


・子供の頃、いつも両親からいわれていたのは、
 とにかく我慢をすること、コツコツ
 やっていれば必ず報われることの二つ。
 いわゆる東北人気質なのかもしれません(p211)


・本当に海外で活躍する人は国民全体の
 3~5%もいれば十分。
 あとは国内で「内向き」に生きていても
 国は回っていきます。
 アメリカにしても本物の「グローバル人材」は
 そのくらいしかいないでしょう(p226)


・人の価値とは、自分が口にした言葉で、
 自分の行動を縛ることができるかどうかです。
 言葉は風ですから、口にしたままでは
 消えてしまいます。これを目に見える物、
 手で触れられる物に変えられるか。
 そこが人としての高潔さ、
 誠実さだと思うのです(p230)


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■目次

【はじめに】君なら、もっとやれる
【序章】「何かやりたい」から始めよう
【第1章】考える前に走りだそう
【第2章】やりたいことを形にしよう
【第3章】消えない情熱を持ち続けよう
【第4章】シンプルに生きよう
【第5章】「本物」であり続けよう
【終章】最後はやるか、やらないか



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