「死ぬほど読書」丹羽 宇一郎

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死ぬほど読書 (幻冬舎新書)

【私の評価】★★★★☆(80点)


■伊藤忠商事で不良債権を一括処理し、
 業務、組織のリストラで
 伊藤忠を再生した丹羽さんの一冊です。


 実家は本屋で、
 読書はかなりしていたらしい。


 若い頃は、本代と酒代で
 給料はなくなったと
 豪語しています。


・小遣いもたいしてない。ただし、
 本だけは例外的にお金を使います。
 結婚するまでは、給与のすべては
 本代と飲み代で消えていたほどです(p117)


■人間の軸を作るのは
 やはり読書と仕事での経験らしい。


 軸がなければ流される。
 人の言うとおりの人生に
 なってしまうのです。


 組織としての決定がなされれば
 もちろんそれに従いますが、
 自分の意見は持ちたいものです。


・教養を磨くものは何か?
 それは仕事と読書と人だと
 思います(p42)


■定期購読している雑誌を参考に
 私も定期購読することにしました。


 芥川賞も読んでみます。


 丹羽さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私が本を買う決め手とするのは、
 目次です(p57)


・重要と思う箇所に線を引く・・
 線を引いた箇所の多くは、
 後で必ずノートに書き写すわけです。
 人間は忘れる生き物だからこそ、
 こうしたことが必要なのです(p109)


・本を読んでいて、あまり
 期待していたほどではない内容だなと
 思っても、一つでも、二つでも
 心に刻まれる言葉があれば、
 儲けものと思ったほうがいい(p147)


・ベストセラーを、私はそれほど読みません・・
 そういう私ですが、
 芥川賞を受賞した作品だけは
 毎回読むようにしています(p72)


・雑誌で定期的に購読しているのは、
 経済誌の「週刊エコノミスト」と
 月刊誌の「文藝春秋」だけです・・
 海外の雑誌でも、「ブルームバーグ・
 ビジネスウィーク」だけは
 定期的に目を通しています(p75)


・私の考える教養の条件は、
 「自分が知らないということを知っている」ことと、
 「相手の立場に立ってものごとが考えられる」
 ことの2つです(p41)


・アダム・スミスが『道徳感情論』で
 述べようとしたのは、富を追求する
 人間の本能を肯定しながらも、
 同時にそれが行きすぎないように
 歯止めをかける道徳が
 必要だということです(p50)


・いつも周りの空気を読んで付和雷同する人は、
 自分の軸を持っていないからそうするのでしょう。
 幅広くいろいろな本を日頃から読み、
 仕事と真剣に向き合っている人は、
 自分の考えや信念を持っているから、
 安易に空気に流されるようなことは
 ないはずです(p181)


・本ばかり相手にして実体験が少ない学者の
 いうことは、私はあまり信用しません。
 実際に学者がいうことは立派そうでありながら、
 現実的な根拠が薄弱だったり、
 応用が利かなかったりすることが
 少なくありません(p153)


・学校の成績はそれほど優秀ではないけれど、
 目に力があって、
 いうことが常識に囚われていない。
 一見やわに見えるけど、
 きつく叱ってもへこたれず、
 コツコツ努力をする。
 こういうタイプは伸びることが多い(p168)


・いつも部下に「問題があれば、
 みんなで助けるから隠していることは
 すべていえ。嘘をつくと人生暗くなるよ」
 といっていました(p136)


・瀬島(龍三)さんは私にこういいました。
 「もし問題がおこったら、すぐ飛行機に乗って
 現地へ行きなさい。お金なんて気にしなくてもいい。
 それで会社から文句をいわれるなら、
 私にいいなさい」(p23)


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■目次

第1章 本に代わるものはない
第2章 どんな本を読めばいいのか
第3章 頭を使う読書の効用
第4章 本を読まない日はない
第5章 読書の真価は生き方に表れる
第6章 本の底力



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