「マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命」方喰正彰
2017/07/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■マインドフルネスって何?
と手にした一冊です。
マインドフルネスとは、
感情的にならないこと。
自分の気持ちを正しく理解し、
表現できるようになること。
アンガーマネジメントに
近いでしょうか。
・衝動的な反応を引き起こす
目の前の現象に対して
いったん停止して呼吸を数回行い
心を落ち着かせることができるかが
一番重要なポイントなんです(p78)
■自分の今の気持ちを
紙に書いてみるワーク。
相手は自分と同じ人間である
ということを
口に出してみるワーク。
相手への思いやりを
声に出してみるワーク。
こうしたワークを通じて
平穏な心の状態を保つ
訓練をするわけです。
・書く瞑想・・
書き続けることで
普段は意識していなかった考えが
湧いてくることもあります(p101)
■こうした本が必要なほど
感情的になってしまう人が多いんだな、と
新たな気づきでした。
私の場合は、
あまりに感情的にならないので、
感情的になるための本が
逆に必要かもしれませんね。
感情的になるという表現よりも、
自分の真剣な思いを相手に伝えるための
演技とでもいうのでしょうか。
方喰さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・マインドフルネスは
「今の瞬間に、判断をしないで、
意図的に注意を払う」
という心と脳の状態なのです(p4)
・目を開けたあとも、少しの間、
何も話さず、いま身体が感じている感覚を
味わってみてください(p31)
・人に叱られたり、
悪口や嫌味を言われたりすると、
ふつふつと怒りの感情が湧いてくる
ことがあります(p83)
・ジャーナリングとは書く練習です・・
以下のようなテーマの中から、毎日、
ランダムに一つ選び出し・・
・今、感じているのは・・
・私にやる気を起こさせるのは・・
・今日、やってみたいのは・・
・私の心を傷つけるのは・・(p109)
・「ジャストライクミー」の言葉・・
この人は私と同じで、体と心を持っている
この人は私と同じで、気持ちや感情、考えをもっている
この人は私と同じで、これまでの人生で、悲しみ、
失望し、怒り、傷つき、うろたえたことがある(p131)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■目次
【プロローグ】「グーグルのマインドフルネス」とは何か?
【第1章】怒りをコントロールする
【第2章】書くことによって自己発見をする
【第3章】共感を高めて関係性を改善する
【第4章】思いやりの心で問題を解決する
【第5章】マインドフルネスのこれから
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