「ライフシフト」リンダ グラットン、アンドリュー スコット

| コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

【私の評価】★★★☆☆(70点)

[Amazon.co.jpで購入する]

[楽天ブックスで購入する]


■人生100年時代にどう生きるのか、
 考える一冊です。


 やはり人生100年時代には、
 より多くのお金を稼がないと
 伸びた老後を平穏に暮らせません。


 また、時間を共にする
 パートナー、友人の存在も
 充実した人生には必要でしょう。


・貧しい人たちは、「不快で残酷で長い」
 人生を強いられる危険がある。
 スキルと知識が不足している人は、
 長い引退生活を支えられず、
 キャリアの途中で移行を成し遂げることも難しい。
 長寿化の恩恵に浴することができず、
 むしろ損失をこうむるリスクが切実だ(p390)


■この本では、4つのシナリオを
 提示しています。


 3・0シナリオとは、従来の学校、会社、
 そして65歳引退の人生です。


 3・5シナリオとは、引退後に、
 少ない報酬の仕事を行う。


 4・0シナリオは、60歳以降、
 自分の専門性で稼ぐ人生です。


 5・0シナリオは、起業家、大企業上級幹部、
 コンサルタントなど多様な職で活躍する
 人生です。


 やはり、目指すべきは、
 4か5でしょう。


 そのためには、知識とスキルの
 向上が必須となるのです。


・100年ライフでは、家族と友人、
 スキルと知識、健康と活力などの
 無形の資産を充実させることの
 重要性が高まり、そのための投資が
 必要になる(p312)


■人生100年時代には、
 今よりもお金・健康・友人が
 大事だと思いました。


 そんなこと分かっているよ!
 という人は多いと思います。


 問題は、どういった準備を
 今するのかということなのでしょう。


 グラットンさん、スコットさん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・80歳になった自分がいま隣に座っていると
 想像してみてほしい。80歳のあなたは、
 いまのあなたがどのような点を
 尊重することを望むだろう?(p282)


・著者たちはロンドン・ビジネススクールの
 MBAプログラムの授業で100年ライフについて
 話すとき、学生たちに自分の人生の
 シナリオを考えさせる(p23)


・まず、ジミーが現時点でもっている
 有形の資産と無形の資産を点検する。
 どのような選択肢があり、
 どのような試練に直面しているかを
 はっきりさせるためだ(p172)


・80歳のときに一生の友人を
 「購入」することはできない。
 というより、友情とは、何歳であっても
 金で買えるものではないのだ(p123)


・評判は、将来に経験するステージで
 貴重な無形の資産になる場合もある。
 手がけた仕事をまとめたウェブサイト、
 ハッカソン(ソフトウエア開発のスキルと
 アイデアを競うイベント)の優勝歴、
 自分の活動に関するツイッターの投稿、
 制作したユーチューブのチャンネルなどは
 すべて、アイデアと能力を宣伝する
 手段になりうる(p246)


・ポートフォリオ・ワーカー・・
 週に数日は有給の職に就き、
 1日は地域コミュニティの活動に従事し、
 1日は趣味に打ち込み、1日は慈善団体の
 理事会に出席する(p252)


・最終所得の50%未満のお金で毎年快適な
 引退生活を送れるのか?・・
 この数字は、住む家を所有していることを
 前提にしている。もし家を所有していなければ・・
 最終所得の70~80%の資金が必要だろう(p268)


・長時間働く人は、自分が必要とされていると
 本人も感じるし、他人にもそう思われる。
 自分に自信がもて、他人から高く評価される
 可能性があるのだ。そのため、人々は長時間
 働くことを好む場合がある(p298)


・長い人生を生きるうえでは、
 なにかに打ち込むことが重要だ。
 なにかに習熟しようと思えば、
 しばしば強い意思をもって、
 学習と練習と反復に何百時間、
 ことによると何千時間もの時間を
 つぎ込まなくてはならない(p362)


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
blogranking.png
人気ブログランキングへ


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
リンダ グラットン アンドリュー スコット
東洋経済新報社
売り上げランキング: 21

【私の評価】★★★☆☆(70点)

[Amazon.co.jpで購入する]

[楽天ブックスで購入する]



■目次

1 章 生 ――長寿という贈り物
2 章 資金計画――長く働く時代
3 章 仕事――雇用環境はどう変わる?
4 章 見えない「資産」――お金に換算できないもの
5 章 シナリオ――「将来可能な自己」を思い描く
6 章 ステージ――人生の新しい構成要素
7 章 マネー――長い人生に必要なお金をまかなう
8 章 時間――レクリエーションからリ・クリエーションへ
9 章 人間関係――私生活の変容
最終章 変革への課題


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読 スポンサードリンク

コメントする

カテゴリー評価別

>月別(2002年7月~)

最近のコメント

  • TOK: 私は咽頭がんでした がんとは老化ですか こころが軽くなりました  続きを読む
  • おお: 最近、映画「ビリギャル」を再び見ました。 誇張の部分があるかもしれませんが、 私は素直に坪田先生とさやかちゃんに共感しました。 ど 続きを読む
  • HA: 会社組織で仕事を上手く進めていく指南書。 わかりやすく、自分のためになる本であった。 また、他の人にも勧めたい。 続きを読む
  • ryo: 名言セラピーは、全部読みました。 とても好きな本です。 いつも私の知らない本の書評で、 読書の指標になってますが、 こうして読んだ 続きを読む
  • 本のソムリエ: 中国製を辞めて、PRC(People's Republic of China)とは、頭いいですね。 国際関係で誠意を期待してはいけ 続きを読む
  • haru: こんにちは。 中国関連本といえば、こちらもお薦めします。 『メイド・イン・PRCの恐怖』郡司和夫著。桜の花出版。 PRCって、なん 続きを読む
  • KH: Kindle読み放題が始まってから、先日ソムリエ様がまとめてご紹介下さった本を順番に読んでおります。 どれもいい本でしかも読み放題 続きを読む