「本音に気づく会話術」西任 暁子

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本音に気づく会話術

【私の評価】★★★★☆(82点)


■話し方、聞き方を教えている
 英語が得意な西任(にしと)さんの
 心の会話術です。


 著者のセミナーでのこと。
 受講者が、

 「ちょっと高すぎますよ」(p206)

 と言ったとき、著者は、
 
「そんなことはありませんよ・・」

 と感情的に答えてしまいました。


 どうしてそんなことを
 言ってしまったんだろう・・。


 実は、その価格を決めるのに、
 著者は悩み、調査し、考え、
 時間をかけて決めたのです。


 その努力、苦労を
 わかってほしかったのですね。


・自分の安全が脅かされると感じると、
 自らを守ろうとして反射的に言葉を
 発してしまうのです・・
 相手を非難したり・・
 あるいは相手の話を無視したり・・(p45)


■こうした感情的な発言は、
 自分の感情の仕組みを知ると
 コントロールしやすくなります。


 感情が動くということは、
 自分の大切なものが
 影響を受けていること。


 自分の求めるものが
 失われようとして苦しいのか、
 求めるものが得られて
 うれしいのか。


 自分の心を知るのです。


・本音に気づく5ステップ・・
 1 感知する・・まず自分の感情が
   揺れ動いたことに気づきましょう
・・
 2 ひと呼吸
 3 変化に気づく
 4 名前をつける
 5 ニーズを想像する(p49)


■自分の感情が理解できると、
 自分の思いを伝えやすくなります。


 現状に対する自分の思いを伝え、
 相手にリクエストするのです。
 アサーションですね。


 著者は英語が得意なせいか、
 英語的な表現と思考に
 ちょっと戸惑いました。


 西任さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・愚痴を言う人は、
 愚痴そのものを言いたいわけではなく、
 愚痴を言うことで自分の苦しみを
 「理解」してほしい
のだと思うのです(p27)


・自慢話も同じ・・そこには
 「承認」されたいというニーズが存在します。
 無意識のうちに認めてほしくて、
 自分の価値をアピールしてしまうのです(p27)


・感情がニーズの存在を教えてくれている(p29)


・「〇〇したくない」と思った時は、
 「もし〇〇になったら、何を失うだろう?
 と想像することでニーズを探します(p34)


・自分にその感情を感じる許可を
 与えてください(p53)


・相手の本音を聞く3ステップ・・
 1 話を聞いて、受け取る
 2 感情を想像し、たずねる
 3 ニーズを想像し、たずねる(p59)


・女性は話を聞いてほしいだけなのに
 男性はアドバイスをしがち・・
 アドバイスという手段は
 「解決」のニーズは満たしても、
 「共感」のニーズは満たせないもの(p95)


・ある人が「会社へ行きたくないんだ」と言うと・・
 批判や・・アドバイスが聞こえてきました・・
 彼女の本音は、誰にも聞かれることなく
 終わったのです(p103)


・「あ、今、話を分析していたな。
 手放そう。今はただ聞こう」と思いながら、
 聞くことに戻ればいいのです(p104)


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【私の評価】★★★★☆(82点)



■目次

1 自分の本音に気づく
2 相手の本音を聞く
3 自分の本音を伝える


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