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「職場は「話し方」で9割変わる」福田 健

2017/03/09公開 更新
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職場は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス アステ新書)


【私の評価】★★★☆☆(70点)


要約と感想レビュー

話し方研究所長の福田さんの一冊です。職場での話し方のコツをまとめています。話のきっかけは、まず、相手の名前を呼ぶことからです。話の"きっかけづくり"は上司の役目であり、もし挨拶しても、望ましい反応が返ってこないのは、相手の事情によると断言しています。


つまり、挨拶するかどうか決めるのは自分であり、相手はどう反応するかは相手の都合で、気にしないということです。相手がどんな人であっても、自分のスタイルとして挨拶すべきときには、自分から挨拶をするのです。


・名前を呼んで声をかける(p53)


話し方は、人それぞれです。否定的な言い方の多い人は、肯定的な言い方を増やせばいい。相手の話が聞けない人は、相手の話を最後まで聞けばいい。人それぞれの特徴は否定せず、マイナスの特徴は隠せばよいのです。


不平、不満をよく言っていたとしたら、不満をなくすために自分がどうすればよいか考えればよいのです。相手を否定していた人が、否定しないようになれば、成長したということなのです。


・自分が成長したなと思うことは?・・「部下の話を途中で遮らずに、聞けるようになったこと」(p90)


職場には、いろいろな人がいるのは当然であり、いやな人や困った人から学べる人がいるのです。松下幸之助さんが言っているように、「どんな上司からも学べる」のだと思いました。


当たり前のことを当たり前にやることだと思いました。「どんな人からでも学べる」という言葉が印象的でした。福田さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・自分のことばかり考えて、相手に関心を示さない人は、心に余裕がない人である(p38)


・「目立つのはいや」「ああまでしたくない」と言う人には、実は自分も目立ちたいとの思いが潜んでいたりする(p45)


職場は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス アステ新書)
福田 健
経済界
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【私の評価】★★★☆☆(70点)


目次

第1章 職場は「話し方」で9割変わる
―上司・部下・同僚・異性間の人間関係にスグに効く
第2章 出社が楽しい!!業績もグングン上がる「話し方」
―明るい"ゴキゲン笑顔"な職場に変わるルール
第3章 お金を稼ぐ「話し方」「聞き方」
―初対面でも"いい人間関係"をつくれる「超会話力」
第4章 「理想の職場」に変わる具体例
―職場で磨かれ、成長し、成功するコミュニケーション法
第5章 「口ぐせ」ひとつで「感謝されるあなた」に変わる
―NGフレーズに学ぶ"職場のお悩み"解消



著者経歴

福田健(ふくだ たけし)・・・1961年、中央大学法学部卒業後、大和運輸(ヤマト運輸)に入社。1967年、言論科学研究所入所。指導部長、理事を歴任。1983年、(株)話し方研究所設立、同研究所所長に就任。2004年、会長。コミュニケーションを軸にした講演、講座に出講。また、話し方研究所主催のセミナーでも直接指導にあたる


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