「不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉」竹中 平蔵

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不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉 (SB新書)

【私の評価】★★★★☆(82点)


■小泉首相のもとで
 金融担当大臣、総務大臣などを歴任し、
 不良債権の処理を進めた
 竹中さんの一冊です。


 日本開発銀行に入行し、
 大蔵省財政緊急研究所、
 ハーバード大学客員准教授と
 経歴は華々しい。


 名言の質と幅も
 レベルが高いです。


・「川を上れ、海を渡れ!」・・
 「川を上れ」というのは、
 歴史を遡って学べ、という意味です・・
 「海を渡れ」というのは、
 海外の事例や経験を学び、活かそう、
 ということです(p8)


■興味を持ったのは、
 やはり大臣を歴任しているときの
 エピソードでしょうか。


 評論家と政治家は
 天と地の差があります。


 政治家は決めて実行して
 いかなくてはならない。


 その厳しさは政治家になってみないと
 わからないことなのでしょう。


・虫が刺すのは悪意からではない、
 生きるためだ。
 評論家も同じだ
 フリードリヒ・ヴェルヘルム・ニーチェ(p103)


■歴史を勉強していること、
 ハーバード大学の経験があることが、
 竹中さんの強みだと思いました。


 大学の先生として生きる道も
 あったのだと思います。


 しかし、才能を持っている人には、
 厳しい道が準備されているのでした。


 竹中さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「民間人の言うことはよく聞いたほうがいい。
  でも、その場では何も言わずにいて、
  後で一人でよく考えて決めなさい

 小泉首相が安倍さんに(p83)


・野球の解説・批評は元野球選手が行っているのに、
 政策の批評を行っている人のほとんどは
 政策の経験がない・・
 いい加減なコメントがまかり通ります(p129)


・増税を何としても実施したい財務省は、
 多くの有力政治家に根回しし、安倍総理が
 増税を延期するなら、「党内で大反対し、
 総理の進退にからむ問題とする」という
 異様な雰囲気だったのです。だからこそ、
 安倍総理は衆議院を解散・・(p31)


・フォークランド諸島への
 アルゼンチン軍の侵略に対し・・
 「人命に代えてでも我が英国領土を
  守らなければならない。なぜなら、
  国際法が力の行使に打ち勝たなければ
  ならないからだ」
 マーガレット・サッチャー(p28)


・国民年金の未納比率は、いまや4割です。
 保険料を支払わないと年金は受給できませんが、
 その場合は生活保護を受けるでしょうから、
 結局のところ徴収漏れということになります(p206)


・自由は責任を意味する。
 だからこそ、たいていの人間は自由を恐れる
 ジョージ・バーナード・ショー(p99)


・金は鋳造された自由である
 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(p202)


・もし相手を自分の意見に賛成させたければ、
 まず諸君が彼の味方だとわからせることだ
 エイブラハム・リンカーン(p132)


・悲観主義は気分のものであり、
 楽観主義は意思のものである
 『幸福論』アラン(p52)


【私の評価】★★★★☆(82点)



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■目次

序章 歴史の名言から未来を読もう
1章 仕事に効く名言
2章 リーダーのあり方を見つめる名言
3章 イノベーションを起こすための名言
4章 人・組織を動かす名言
5章 名言で洞察力を持つ
6章 「学び」の名言
7章 名言で国際感覚を身につける
8章 世の中の本質と日本の問題を見抜く名言




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