「イギリス人のまっかなホント」アントニー・マイオール、デイヴィッド・ミルステッド

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イギリス人のまっかなホント (まっかなホントシリーズ)

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■イギリスのEU離脱決定を見て
 手にした一冊です。


 もともとイギリス人は、
 他人から指図されるのが嫌い。


 大陸からEU指令を受けるなど
 到底受け入れがたいこと
 だったのでしょう。


・イギリス人は・・現実はどうあれ、
 自分の運命は自分で決めている、と
 考えていなければ気がすまないのだ(p93)


■イギリス人は表と裏があり、
 表向きは礼儀正しいのは
 日本人と似ています。


 風呂も好きだし、
 車も左通行。
 騎士道と武士道。


 違うところは、
 交通機関がいいかんげんで、
 食事がまずいことでしょうか。


・表向き、イギリス人はいつも堅苦しく、
 冷静に見える・・だが、ひと皮むけば、
 そこには本能ともいうべき暴力的な
 衝動が潜んでいる(p11)


■同じ島国同士、
 共感しあえるところがあるのが
 イギリスだと思いました。


 物理的に大陸とは離れていますので、
 どうしても大陸とは
 一線を引いてしまうのですね。


 マイオールさん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「イギリス海峡に霧が発生ー大陸が孤立」
 という新聞の見出しを見ても、イギリス人は、
 孤立しているのが自分たちのほうだとは
 決して考えない(p4)


・アイルランド人は厄介者で、
 その上、役立たずときている。
 スコットランド人は頭は切れるが、
 金に汚い。
 そして、ウェールズ人は
 とにかく信用できない。(p7)


・裁判官はいまだに18世紀のかつらをかぶっている・・
 また、下院で異議を唱える議員は、
 折り畳み式のシルク・ハットをかぶっている・・
 イギリス人はなんの疑問も抱いていない(p16)


・こと料理にかんするかぎり、イギリス人は
 全体的に昔から冒険心に欠けている。
 ピューリタンによる反動の影響がいまだに
 残っていて、「簡素な料理」や「素朴で
 飾り気のない食事」が良し
とされているのだ(p57)


・ほとんどの家庭では、いまでも風呂が中心だ。
 彼らはそこで、石鹸だらけのお湯で薄められた
 自分の身体の汚れのなかに、
 嬉々として身をひたしている(p65)


・通勤のとき、たいていのフランス人は本を読む。
 イギリス人の場合は、新聞だ・・
 たんに、新聞に載っているクロスワード・パズルを
 やるのが好き、というだけのことかもしれないが(p78)


・列車が時刻表どおりに運行されないのは、
 イギリスの伝統である・・
 一方、都市部のバスは、つねに隊列を
 組んで移動する。乗客をできるだけ長いこと
 バス停で待たせておくための策略だ(p83)


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■目次

イギリス人とは?
イギリス人気質
考え方と価値観
ふるまい
生活習慣と礼儀作法
ユーモア感覚
強迫観念
食べることと飲むこと
健康と衛生管理
余暇と娯楽
文化
習慣
社会制度
罪と罰
政府と官僚
ビジネス
言語
会話と動作




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