「「悪知恵」の逆襲」鹿島 茂

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「悪知恵」の逆襲

【私の評価】★★★★☆(85点)


■フランスの詩人
 ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの
 寓話を紹介する一冊です。


 フランスでも
 「正直者は馬鹿を見る」
 らしい。


 騙すよりも
 騙される人が悪いのです。


・ベルトランというサルと
 ラトンというネコ・・・
 ベルトランがラトンの言った。・・
 ベルトランとは間抜けな悪党を
 巧みに使って儲けを独り占めする
 よりクレバーな悪党の代名詞(p25)


■世の中は、必ずしも
 正しいことがまかり通る
 世界ではない。


 なんでこんなことが
 起こるんだろうと思うときは、
 自分がカモなのかもしれない。


 世の中の仕組みと
 自分の立場をわかっていない
 可能性があるということです。


・あなたが偉い人間か、
 それとも惨めな人間か、
 そこのところをよーく考えてから
 行動しよう。
 あなたの偉さに応じて、白か黒か、
 判決が下る
のだから(p17)


■今も昔も
 人間の作る社会の法則は
 変わらないようです。


 人は欲望によって
 動いているからなのかも
 しれません。


 鹿島さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「苦しみを取り除いてあげましょう」
 などと言って、
 人を食い物にする輩は、
 決して消えることはない(p113)


・大民衆を動かすのは
 「論理」でなく、
 「物語」の力だ(p168)


・労働契約書のサインは、
 掠め取られることへの同意(p36)


・無一文の男は湧き水に
 砂糖を入れて売り、
 財閥を築きあげた(p41)


・悪い予言から
 逃れようとすると
 かえって
 予言通りになってしまう(p52)


・学問をしても
 報われないものだ。
 でも、しなければ、
 もっと報われない(p187)


「悪知恵」の逆襲
「悪知恵」の逆襲
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鹿島 茂
清流出版
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【私の評価】★★★★☆(85点)



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■目次

1章 「騙す奴」より「騙される奴」のほうが悪い
2章 「本能」が先か? 「知恵」が先か?
3章 「正義」というくせ者
4章 「裏」を見抜く「賢さ」が身を守る
5章 「狡く」なければ生きていけない




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