「外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント」櫻田 毅

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外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント

【私の評価】★★★★☆(89点)


■成果の出せるマネジメントとは
 何だろうか?


 自分のマネジメントスタイルは
 これでいいのか?


 こうした問いに、
 外資系企業で成果を出してきた
 著者が答える一冊です。


・上司の対応としては、
 部下がどのようなことを言おうが、
 「そうだね」と一旦受け止めることです・・
 そこまでの変化を認め、
 「もっと良くなるためにはこうしたらどうだ」と
 アドバイスをすればよいのです(p87)


■組織の目標は、シンプルに
 明確に伝えます。


 そしてその目標を達成するために
 各担当者が何ができるのか
 問いかけます。


 指示をするのではなく、
 担当者が考えるのを促すのです。


 上司は組織の成果に責任を持ちますが、
 個別のタスクの責任は、
 担当者にある
のですから。


・「責任は俺が取るから」
 とは言いません・・
 成果が出なかったとき、
 どうなるのでしょうか?
 担当者として失敗したという
 事実は残ります(p76)


■できる上司は、
 部下の努力を受け止めながらも、
 どう進歩したのか、
 実際に何を工夫しているのか、
 と問います


 具体的な変化と行動を
 見てあげるのですね。


 スピード感を重視するところも
 吉越さんとスタイルが
 似ているなあ~と
 思いました。


 これから櫻田さんの他の本を
 フォローしてみます。


 櫻田さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私がいた外資系企業の日本法人に対して、
 米国の親会社が与えていたミッションは、
 「5年かで売り上げを5倍にする」、
 たったこれだけでした(p26)


・チームの目標を明確に伝えたうえで、
 力を合わせてそれを達成するために
 共有すべき「目標」に関する問い
とは・・
 「目標達成に向けて我々が発揮できる
  価値とはいったい何か?」・・
 「価値を高めるために、もっと強化すべき
  ものは何か?」(p37)


・頑張るだけでなく「工夫する」必要がある・・
 「工夫したの?」に対しては、
 実際に工夫していない限り
 「工夫しました」と
 答えることはできません(p54)


・「よくやった、すごい」と、上下関係の
 もとで褒められる(評価される)よりは、
 「助かったよ、ありがとう」という
 横の関係のもとで感謝される方が、
 「自分は人の役に立つ価値ある人間だ」
 と自覚し、困難に立ち向かう勇気を
 持ちやすい・・(p60)


・去年、あなたができなかったことで、
 今年できるようになったことは
 何ですか?(p86)


・参加者自身に次の行動を宣言させる(p144)


いますぐに、少しだけ
 手を付けてもらう(p156)


・安易に「頑張ったことは認める」などとは言わず、
 「そのやり方は本当に正しいのか
 「正しいやり方を見つける努力をしているのか」、
 という点を問います(p199)


・外資系金融業界の連中の多くは、
 昼休みは社外の人とランチをとります・・
 社内他部署の人とのランチ・・
 部下とのローテーション・ランチで
 相互理解を(p105)


・証券会社のときの上司のJさんは、
 何らかの事案について判断を下した後で、
 「なぜ俺がこのような判断をしたのかわかる?」
 と私によく質問をしていました(p109)


外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント
櫻田 毅
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【私の評価】★★★★☆(89点)



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■目次

Chapter1 意思を統一する
 ★「正解」ではなく「問い」の共有が一体感をつくる
Chapter2 勇気づける
 ★根拠のない「気合いのやりとり」から卒業せよ
Chapter3 成長を支援する
 ★「成果を出すチーム」の人事評価面接は五分で終わる
Chapter4 自律心を養う
 ★「一方的なフィードバック」が依存社員をつくる
Chapter5 スピード感を醸成する
 ★必死の工夫は「スピード感」からのみ生まれる
Chapter6 関係を構築する
 ★部下に勝ち癖をつける上司が信頼を勝ち取る
Chapter7 チーム文化をつくる
 ★上司はどんな場面でも「我慢の判断」をしてはならない




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