「ルーズヴェルト・ゲーム」池井戸 潤

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ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

【私の評価】★★★☆☆(74点)


■ルーズベルトゲームとは、
 米国フランクリン・ルーズベルト大統領が、
 もっともおもしろいといった8対7の試合です。


 この本では、会社の業績が不振の
 社会人野球チームを通じて
 会社とは何なのか、経営とは
 何なのか考えさせられます。


■コスト削減のために、
 社会人野球チーム廃止を主張する
 古参の専務。


 創業者であり、
 社会人野球チームを立ち上げた
 実力会長。


 コンサルタントから社長となった
 ロジック社長が会社経営に
 悩むわけです。


■経営者というものは、
 答えのない世界だということが
 わかりました。


 答えがないからこそ、
 経営なのでしょう。


 池井戸さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・アマチュア以上プロ未満。
 かろうじて会社の広告塔としての存在基に
 しがみつき、必死に野球を続けている。
 厳しいが、それが社会人野球の
 現実なのである(p52)


・社長になったいま
 向き合っているのは、
 生身のヒトである・・
 その彼らの人生を、
 自分は預かっている

 だが、どうしろというのだ(p66)


・「ただ、新しいビジネスが生まれない以上、
 コストは極限まで削って行くしかないかと。・・
 「そうだな」
 グラウンドを凝視したまま、青島は言う。
 「しかし、会社だけ利益を上げればそれでいいのかな」・・
 いまこの会社の社員として働くことに、夢があるだろうか。
 彼らに夢や幸せを与えてやるのもまた
 経営者の仕事
だと思うんだが(p197)


・野球で一番おもしろいといわれているスコアが
 いくつか、知ってるか」・・
 「さあ、私はあまり野球には詳しくないので。
 三対二ぐらいの試合でしょうか」
 「八対七だ」青島は答えた。
 「フランクリン・ルーズベルト大統領が、
 もっともおもしろいスコアだといったというのが
 そもそもの起源でね。ルーズベルト・ゲームだ(p260)


ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)
池井戸 潤
講談社 (2014-03-14)
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【私の評価】★★★☆☆(74点)



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