「学校が教えてくれない戦争の真実 ─日本は本当に「悪い国」だったのか」丸谷 元人

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学校が教えてくれない戦争の真実 ─日本は本当に「悪い国」だったのか (もっと日本が好きになる親子で読む近現代史シリーズ)

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■大東亜戦争の意味を
 考える一冊です。


 それぞれの国には、
 それぞれの歴史があります。


 アメリカは、北米東海岸で独立し、
 ハワイまで支配地域を
 拡大してきました。


 それまで住んでいた人にとっては、
 アメリカが侵略してきた
 ということになるのでしょう。


・アジアは、すでに数百年も前から
 イギリスやオランダを始めとする
 欧米諸国が占領し、現地人を奴隷のように扱って、
 それらの地域で採れる様々な資源
 (食品や石油、鉱物資源など)を
 一方的に収奪していたのです(p45)


■外的からの侵略を防止するため、
 多くの国は周囲に自国に友好的な
 緩衝地域を作ろうとします。


 ロシアであれば、東欧地域。
 アメリカであれば、カリブ海。
 中国であれば、自治区。


 日本も周辺に支配地域を拡大し、
 大日本帝国を作ったのです。


 周囲の国から見れば、
 日本が侵略してきたという
 ことになるのでしょう。


・私たちは、アメリカから多くのこと、
 特に、隣接する地域の不安定な政権に
 どう対処するかを学んできた。
 しかし、学んだことを実行すると、
 先生から激しく叱られるのである
 (新渡戸稲造)(p49)


■最終的には、ABCD包囲網により、
 石油などの「戦略物資」を封鎖され、
 日本は勝てない戦争に打って出ました。


 包囲されるよりは、
 包囲するほうになりたかったですね。


 丸谷さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・アメリカも、植民地としたフィリピンでは、
 反対する地元民を20万人以上も殺害しています。
 これをやったのは、日本を占領した
 ダグラス・マッカーサーの父、
 アーサー・マッカーサーでした(p55)


・戦前の日本が、『世界征服』という妄想を抱き、
 太平洋とアジアを破壊するために、いきなり
 攻撃を仕掛けてきた」というような・・・
 単純なプロパガンダ(宣伝)を広めたのです(p46)


・タイ国王のククリット・ブラモード元首相が、
 「今日、東南アジア諸国民が、
 アメリカやイギリスと対等に話ができるのは、
 いったい誰のおかげなのか。
 それは『身を殺して仁をなした』日本という
 お母さんがいたからである」と述べた(p63)


・歴史的に見るならば、日本ほどアジアを白人支配から
 離脱させることに貢献した国はない。しかしまた
 その解放を助けたり、あるいは多くの事柄に対して
 範を示してやったりした諸国民そのものから、
 日本ほど誤解を受けている国はない
 バー・モウ元首相(ビルマ)(p149)


・私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の
 張本人であることがわかるはずだ。
 それなのに、あなたがたは自分の子孫に、
 「日本は犯罪を犯したのだ」・・と教えている・・
 あやまられた彼らの宣伝を払拭せよ。
 あやまられた歴史は、書き換えなければならない
 極東国際軍事裁判インド代表判事ラダ・ビノード・パール(p93)


・20年以上前は、この「従軍慰安婦の強制連行」
 ということが、学校でも教師たちによって
 「真実」として教えられており、
 朝日新聞を始めとする新聞メディアやテレビでも、
 それが当たり前のように語られていました(p108)


・1997年10月17日、『週刊朝日』という雑誌が・・
 日本軍がニューギニア戦線で現地人を大量に殺して
 食べたばかりか、一万2000人しかいない日本軍が、
 現地の女性1万6000人を慰安婦にした、とまで
 書かれているのです。つまり、飢え死に寸前で
 人肉食が頻発するような「極限の飢餓状態」にある
 ガリガリの兵士たちが、・・「若い女性」を
 捕まえにいったというわけです(p120)


・戦後GHQは、・・戦前の陸海軍幹部と政府関係者の
 合計28人を「A級戦犯」に指定し、わざわざ昭和天皇の
 誕生日である4月29日に起訴しました。そして彼らを
 「平和に対する罪・人道に対する罪」という、
 それまで存在しなかった事後法で裁き、そのうち七人を、
 今上陛下の誕生日である12月23日に処刑(p132)


【私の評価】★★★☆☆(72点)



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■目次

第一章:なぜ日本は戦争を始めたのか
第二章:なぜアジアの人々ではなく、西欧の国々と戦ったのか
第三章:日本は本当に「悪いこと」をしたのか
第四章:日本による戦争犯罪の真実
第五章:靖国と戦犯と同志たち
第六章:物事の本質を見抜き、しっかりと主張する



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