「人を見抜く技術─20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」」桜井 章一

| このエントリーをはてなブックマークに追加

人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社+α新書)

【私の評価】★★★★☆(85点)


■麻雀を通して若者を指導している
 桜井さんはどんな指導を
 しているのでしょうか。


 ダメな自分を直したい、
 とやってくる若者に、
 どう言うのかということです。


 桜井さんは、性格は直らない。
 直すのではなく、緩やかにすることは
 できるかもしれないよ、
 と言います。


・「性格を直したいんです」といってきた道場生に、
 「自分の性格の嫌な部分を癖だと思え。
  癖だったら直るかもしれないよ」と
 返したことがある(p27)


■そして、桜井さんは、
 まず自分を大切にしなくては
 ならないと言います。


 だから、お客様に媚びを売る
 必要はまったくない。


 ただ、人として相手も
 大切にすればいい
 ということです。


・人間はまず、自分を大切にしなければいけない
 そのうえでかけがえのない大切なものをいくつか
 持てば、人間は間違いを犯さないと思う(p91)


■"できない人"たちからこそ、
 多くを学ぶことができる、など
 桜井さんの深い考えがわかりました。


 相手に囚われずに
 自分を大切にする。


 それは相手が暴力団であっても、
 命のかかった勝負であっても、
 同じことなのでしょう。


 桜井さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・なにもせずに「僕、ダメです」
 という子はダメかもしれない。
 でも、なにかをやったうえで、
 「ダメだった」ということは、
 評価してやらなくてはいけない(p143)


・「うまくやらなきゃいけない」とか、
 「よく思われたい」などという能力社会で
 植え込まれた考えを捨てるのだ・・
 その場その場で最善の手を打っているだけ(p79)


・悪い関係の相手に出くわしたら、
 「囚われないように、囚われないように・・」
 という意識を働かせている。・・・
 囚われなければなんてことはないのだ(p99)


・人間は、"まずいな"と感じたときに
 不必要な動きが出てくることが多い・・・
 世の中にはまずいものの数のほうが圧倒的に多い。
 そのことに気づけば、貧乏揺すりをはじめとする
 体の不必要な動きは徐々に減っていくはずだ(p59)


・ぶれが原因で負けてしまたとしても、
 その程度のことで人を責めてはいけない。
 「人間なら当たり前。この負けを次に生かそう」、
 そう思いながら勝負を続けること、
 むしろこのほうがずっと大切なことなのだ(p64)


・高飛車な上司、傲慢な上司、怖い上司など
 "嫌な上司"は世の中に無数にいるが、
 そういう人たちには、暗い過去があったり、
 家庭に問題を抱えていたりといったことが
 あるのだと思う。・・
 そういう人たちに対しては・・
 極力明るく振舞ってやるのだ(p171)


・ただ強引なだけでは、リーダーシップを
 とることはできない。
 みんなで相談して決める、みんなに任せる、
 そういったいくつものバリエーションも
 持っていないといけない(p107)


・読者の中で、小学校時の同窓会をやったことの
 ない方がいれば、私はぜひおすすめしたい。
 同窓会で本音を語り合うのは精神的にもいいことだ。
 もしかしたら、その中で、自分の忘れていた一面を
 思い出したりすることもあるかもしれない(p112)


【私の評価】★★★★☆(85点)



楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村

blogranking.png
人気ブログランキングへ


■目次

第1章 「癖」は心を丸裸にする
第2章 体の動きを見ればすべてわかる
第3章 人間の本質を見抜く方法
第4章 人生を見透す技術
第5章 立ち居振る舞いからタイプを見極める



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読 スポンサードリンク
関連記事

>月別(2002年7月~)