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「人として真価が問われるこの一瞬この場面で、この「ひと言」が言える人」中島孝志

2016/05/11公開 更新
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人として真価が問われるこの一瞬/この場面で、この「ひと言」が言える人


【私の評価】★★★☆☆(74点)


要約と感想レビュー

英語は、場面に合わせた回答パターンを覚えていくと、だいたい会話になるらしいのです。同じように日本語でも、だいたい話すパターンが決まっているのではないでしょうか。問題は、どういったパターンを持っているのか、ということです。


ちょっとした一言で、誤解を受けることがあります。ちょっとした一言で、相手に感銘を与えることもある。コミュニケーションの難しさは、こうした一言にあるのです。例えば、自分が先に出世したときは、「運がよかっただけです」と言えばいいのです。反対に、同僚が自分より先に出世したときは、「おめでとう!よかったな」と言えばいいのです。


・上司の言うことがコロコロ変わるとき・・「すぐにやります!」・・「前に聞いていたのは○○だったのですが、どちらをやればよいのでしょうか?」と、直接的に聞くのもよいでしょう(p49)


覚えておきたいパターンとしては、相手に一言警告するときでしょう。例えば、並んでいるときに、割り込みされたときに、どうすればよいでしょうか?著者が見た女性は、割り込んだ若者に「あなたも、お急ぎなんですね」と言い放ったという。また、電車の席を二人分に座っている人がいたときは、「恐れ入りますが、席を詰めていただけませんか?」と言えばいいのです。


この本では、こうしたプラスの言葉、マイナスの言葉まで、著者が経験した「ひと言」を集めています。これらがすべて正解ではないでしょうが、自分なりの「ひと言」のパターンを作りたいものです。中島さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・初対面の人とうちとけたいとき・・「どちらから来られたのですか?」(p96)


・同僚が理不尽な責めを受けているとき・・「その考えはよくわかります。ただし、・・(p16)


・同僚に苦言を呈するとき・・「らしくないね~」(p24)


・自分が失敗したとき・・「ムッチャくやしー!」・・重要なことは、「今度こそ」と、次の一手を打ち出すことなのです(p36)


・親が早く孫の顔を見たいと言ったとき・・「楽しみに長生きしてね」(p136)


人として真価が問われるこの一瞬/この場面で、この「ひと言」が言える人
中島孝志
ぱる出版
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【私の評価】★★★☆☆(74点)


目次

第1章 学歴なし・コネなしの私が、1億円を稼ぐようになるまで
第2章 なぜ不動産投資でなければダメなのか
第3章 不動産を購入することで事業を加速する
第4章 成り上がり「成功脳」をつくる9ヶ条
第5章 大家業はコミュニケーション力がモノをいう
第6章 【東北大家座談会】地方投資で成功するための鉄則
(著者と、中村一晴さん、菅原久美子さん)


著者経歴

中島孝志(なかじま たかし)・・・東京生まれ。早大政経学部、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師...等々で活躍中。「原理原則研究会(東京・大阪・名古屋・博多・出雲・札幌・新潟)」、精神世界の巨人や霊能者と語る「スピリチュアル研究会」、プチ投資家のための「黄金の卵を産む! ピーピーぴよこちゃん倶楽部」、ユニークな勉強会主宰し、毎月講義している。


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