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「群れない生き方」桜井 章一

2016/03/25公開 更新
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群れない生き方 (ソフトバンク文庫)


【私の評価】★★★☆☆(73点)


要約と感想レビュー

雀鬼と言われた桜井さんは、どうして存在感があるのでしょうか。桜井さんは、ただ素直にしているだけだという。自分が面白いと思ったことをやってきただけだ、というのです。素直にしていれば、自分も気持ちいいし、その匂いを嗅ぎつけていい仲間も集まってくるという。


・私の中にある尺度は極めて簡単だ。面白いか、つまらないか。ただ、それだけである(p174)


桜井さんは、「客に媚だけは売るな」といつも言っているという。媚びだけは売ってはいけない。つまり、自分というものを売ってはいけない。自分の心だけは、しっかりと守らなくてはならないということなのでしょう。


そして、アドバイスとしては、時には苦手なタイプと付き合うことも、自分を成長させてくれるという。人の成長させるのは「合う人」ではなく、「合わない人」たちなのです。非常に常識的なアドバイスでした。桜井さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・私は常々、「男は男らしく、女は女らしく生きるのがいい」と言っている(p90)


・「自分がよく分からない」と言っている人は、土壇場を経験してみればいい。・・プレッシャーのかかる場面で緊張してしまい、大失敗をしてしまった人は結構いるはずである・・しかしその「情けない自分」こそが本当の自分なのである。その情けない自分ときちんと向き合うことで人はより強く、タフになっていくことができる(p140)


・私は自分の中に悪い感情を感じたら、それとは真逆のことをするようにしている。例えば、寂しかったり悲しかったりという悪い感情を感じたら、逆にいつも以上に人に優しくする(p158)


群れない生き方 (ソフトバンク文庫)
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桜井 章一
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【私の評価】★★★☆☆(73点)


目次

第1章 人生は孤独から学べ
第2章 孤立から人間を知る
第3章 雀鬼流・不安を薄める方法
第4章 もっと楽に生きられるはず
第5章 自然が君を導いてくれる



著者経歴

桜井章一(さくらい しょういち)・・・東京都生まれ。大学時代より麻雀を始め、半年後には裏プロとしてデビュー。以来、負けは許されない"代打ち"として20年間無敗、「雀鬼」の異名をとる。現役引退後、著者をモデルにした小説、劇画、映画などでその名を広く知られるようになる。現在、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰し、全国から集まった若者を指導している。


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